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リビングコツの中 二匹目 神薙雫

 ブルージェルキャンデーを、ある程度は残して樹海窟の地図に、こまめにマッピング印をして、更に奥に向かうと光が更に青白く輝き何か海外の海の洞窟の様だ、まあ海ではなく不思議な樹海が広がる天井が見えない洞窟だけど、今は昼に近い時間帯の筈だが昨日は夕方は夕暮れの光だったし、青い光は日中て事なんだろう。

 生い茂った木の葉から降り注ぐ青い光のシャワー、まあ粉雪の様にも降って来たりするが身体に害は無い、いつの間にか何かシャルロッテさんとプリムローズさんの肌が、異様になまめかしく艶々してるが気のせいにしとこう。


 グビギャー


 何か変なモンスターの叫びがし、見付からない様に見に行くとフラワーマンティスやフォレストビートルが、蜘蛛の巣らしきのに捕まり身体の関節の隙間から蝶の様なストローを刺して、フォレストビートルの体液を吸い残骸は近くにフラワーマンティスの死骸や、フォレストビートルの死骸が花に隠れる様に落ちてるが、珍しい素材に違いないから蜘蛛を倒す事にした。


 蜘蛛モンスターはアサシングラトニーて名で、昆虫系モンスターをアサシンの様に麻痺の糸で捕獲し、人間位の大きさだがグラトニーと言うだけ在り、どんなに自分より巨大なモンスターの体液を食らっても、満足せずに眠気が来るまで獲物を狩るらしい。


「さて、誰が倒す?」


 私は一応聞いた直後、轟音と熱を帯びた爆発がしたから見たら、アサシングラトニーは木っ端微塵に吹き飛んでた、まあ犯人はプリムローズさん以外居ないのだが。


「何か魔法の調子測ろうとしたら、意外に威力出ちゃった───テヘ」


 プリムローズさんが可愛く言っても、まったく誰も呆れ顔のままだった。

 素材回収をベルやルークにアルスとして、多分人が最近来た形跡は無いし此の世界でも珍しい素材だろう、後で色々調べてベル達の新しい防具制作に役立てよう、此方の世界の金属買い付け資金に少しはしたいな、鉱石入手とかは領主の娘さんのアリスさんに聞いてみよう。


 体液を吸われ皮だけに成った、哀れなフラワーマンティスやフォレストビートルの素材を、戦わずにゲットしとは棚からぼた餅だな、一応試しに相場を見る為に一体分のフォレストビートルとフラワーマンティスをギルドに持って行って、値段を一回見てみよう…………自分で倒しては無いが値段が知りたいし、それに落ちてる残骸は広範囲で植物が生い茂った辺りに在り、数時間掛かったが戦わずに回収は楽チンだ。


 回収が終わったら、洞窟の奥に向かうと更にスライムの数が増えて行く、スライムの巣窟の様に増えるがデス戦では余り活躍しなかった、プリムローズさんが暴れるそして不思議な素材が大量にドロップする、何かぷにぷにしたクッション材の様に、何かサンドバッグとかの中身に使えそうだからじゃんじゃん倒して貰った、木刀打ち込みの練習にも使えそう。


 スライム達は、たまに飛ぶ蛾や蝶モンスターを補食したり、フラワーマンティスを集団で追い込み補食してじわじわ溶かし食べてる様な、何とも言えない光景。


「意外に知能使ってますね」

「本能的な物では?」


 楽観的に見ながら言うプリムローズさんに、ベルが思った事を言うが真実は誰にも分からない、まあスライムは創作物やゲームに出るスライムと変わらない姿だし、弱点の無いクソゲー要素の魔物は居ない筈だ、イヤ居なくて良いしそんな魔物は御免だね。


 プリムローズさんの、魔法先制攻撃によりスライムに襲撃される事無く、数時間歩きスキルの地図上洞窟の最深部辺りに辿り着いた先に、星の形をした眼らしき物が在る巨大な透明な水色をした高さ四メートルのスライムを発見したが、スライムの触手に捕まったらしき黒髪らしき女性が見えたが、何か日本人ぽい気がしたから急ぎプリムローズさんの魔法ではなく、私は剣を抜きオーラを剣に纏わせてかは攻撃を仕掛ける、私はスライムから女性の救出でベルは魔法陽動、ルークとアルスで巨大スライムを倒す役割を任せる。


 まあ『ベルが倒せるなら』と言ったら、ルーク達が不満顔だったのでルーク達で一撃で倒せなかった場合、ラストアタックはベルに任せた………それで倒せなかったら、プリムローズさんが回りに被害が出ない()()に魔法を使ってと、釘を刺しておいた。


「やはり触手は何か、魔物て感じだな(アダルト系とか)」

「?」


 何かプリムローズさん辺りから、何言ってますの的な気配がするがそれよりもさっさと透明な触手を切り刻み、空中で見えない足場を一瞬で作り出して軽そうな女性………いや、少女を救出して離れた場所にゆっくりと魔法を使い下り立つと共に、ルークとアルスがオーラを纏った真空の刃を剣から放ち左右から切り裂くと同時に、プリムローズさんが無駄に雷魔法を放ちスライムを爆散させた、そう爆散したスライムの破片から逃げれない、プリムローズさんにシャルロッテさん以外、二人はスライムまみれだ。


「だから被害が出ない程度て、私は言った筈だがな」

「ヌルヌル気持ち悪い」

「プリムローズさんは、少しは史郎さんの忠告を聞いて下さい、まったく魔法狂」

「…………ゴメンナサイ」



 珍しく、シャルロッテさんに注意されたプリムローズさんしかも珍しく、プリムローズさんが塩らしいく反省してる、そして不思議な巨大スライムに触手に捕まって補食されそうだった、誰も入った形跡も無かった洞窟に居た少女だ、今まで洞窟に入ってモンスターしか居なかったのに、突然スライムに補食されてる人間何ておかしな話だ。


「結構軽いな、この子(服装は何か、独特なコスプレぽい制服だな、赤い何かワンピース型の制服だが、赤いマントて何か現代風の魔法使いぽいな)」


 スライムのボディーだった物は、何か微妙に粘りが在りドロッとしてるがよくのりとかで作る、スライムの様な感触に似たようなそうで無い様な不思議な感触はゆっくりと消えて行く、そして何故か少女の現代日本的な服は溶けて無いし傷等は無い様だ。


「何かズルい」

「羨ましい」

「君達、何を言ってるんだい?」


 まったく救出した少女に、ズルいとか羨ましいとか言う事態、非常識だよプリムローズさんとシャルロッテさん、あと私を死んだ魚の目で睨むなクラーラ。

 まだ奥は続いてるぽいが、まああと遺跡の洞窟が二つ在るらしいから、今回は此処までにして助けた少女が目覚めるのを待つのもアリだが、余りベルやプリムローズさんに異世界人情報を出すのもアレだし、一応帰ってからこの子から事情を聞こう。


 まあガリレオさんは、異世界人の秘密は言わないしそもそもガリレオさんがやらかした尻拭いに、私が偶然選ばれたらしいし………まあ異世界では、色々経験もさせて貰ってるからソコは感謝してるよ、王様共々ね………魚介類料理に異常な反応だけはやめて欲しいな、王様やお偉いさん達一同。


 私達はこうして一度帰った、一応何ヵ所かマーカーをしたし後の二つも、同じ様にガラパゴス化して強い魔物が居るかも知れない、まあそれでも洞窟の不思議な景色や獲られる素材や色々獲られる物も在ったし、ルークやアルスにベルの成長は凄いな、若者は成長力あって良いな。


 そして帰ってから、ガリレオさんと共に目覚めた少女、神薙雫かんなぎしずくさんから話を聞いた結果、彼女は同じ日本人だがファンタジーに分岐した地球らしい、それでも魔法は誰でも使える訳ではなく超能力よりはありふれてるが、それでもヨーロッパの一部や日本やアメリカと南米の一部にしか居ないらしい。

 因みにヨーロッパには、特にイギリスにマギの総本山が在るらしいよ、あの作品達の様な総本山が在るのかな?


「私は行った事がありませんから、知りません」

「我輩がそちらの世界に行ってたら、また違う技術を獲られたかも知れぬな」

「───イケボおじ様声なのに、何でそこはイケメンおじ様的な人間でないの~」


 神薙さんはガリレオさんに文句を言う、分かるぞ神薙さんよあの格好いい声と見た目がまったく合わない、しかもケット・シーだし普通は可愛い声だと納得だが、イケボオジ声のケット・シーは何かないよね。


「普通は何か、可愛い声ですよね」

「アニメとかならね、だがこの国の王様はまた違う声だよ、なんか総帥とか赤い何とかとか言いたく成る」

「総帥? 赤い何とか?」

「我輩には分からぬが、話が進まぬぞ史郎」

「そうだな、だが他の並行世界の地球にも興味あるな」


 地球は無限の可能性を含んだ惑星、それは地球の分岐では爬虫類の人類と人類が戦う世界も在る世界、それは恐竜が絶滅しなかった世界線や恐竜の一部が人類と戦う、カオスな世界も在るかも知れない。

 もしかしたら、日本の偉人達の歴史も違うかも知れないし、織田信長が早く平定したり織田家が内部闘争が無い歴史や、浅井家が分裂して織田家派と朝倉家派と戦ってたかも知れないし、長政が信長の義弟として長く共に戦ってる世界もあるかも知れない。


 まあ秀吉天下は短い気がするし、来ない世界線も在るかも知れない、徳川家がその場合どんな歴史に影響を与えたか知りたいもんだけど、世界情勢も分岐でどんな世界線かも知りたいが、日本が変な歴史に成られても困るな、某世界平和を目指してた政治の日本なら良いが。


「魔法が無い日本て、私達と変わらない生活みたいね、そっちは税金が高いみたいだけど」

「魔法の在る地球でも、生涯使える魔法回数が在る自然現象を無視した固有魔法使いと、回数関係なく普通に魔法が使えるが、強力固有魔法は少ない魔法使いと小さな奇跡の魔法や、占いや身近な生活魔法が使える魔法使いが居るのか、それでも使えるのは世界人口の数パーセントか」

「そうですね沢山は居ません、私は普通に魔法が使えますが何故か、死んで再び青春を異世界で暮らせる転生して貰ったら、何故か目が覚めたら変な魔物に襲われるわ、口に触手らしきのを入れられて変な液体飲まされて、挙句の果てに再び眠らされるとは思いませんでしたよ」


 この子意外に、波乱万丈な異世界転生だな、私は転生ではないが死なない限りは寿命は無いらしいからな、ガリレオさん共々ね。


「それに、転生させてくれた女神様? 的な神様が、「異世界転生の事は、黙ってた方が良いですよ」とか言ってましたね、普通に言いふらす事でも無いので別に言う気は無かったですよ、猫街さんに自己紹介を聞くまでは、まさか更に違う異世界に私は運ばれてたとは、しかも命を救われたらしいですから」

「まあたまたまだけどね」

「そのたまたまに、私は危うく二回目の命を落とす所でしたけど、助けて貰ったのは幸運ですよ私的には」


 一応神薙さんに今後どうするか聞いたら。


「暫くお世話に成ります、異世界の魔法が使える肉体に成ってるらしいので、学園の制服も何故かデザインが微妙にマイナーチェンジしてますが、何か凄い仕様らしいです」


 まあよくある、チート装備てヤツだなそれはあと、服装のどこら辺がマイナーチェンジしてるかは分からないが、何か神薙さん的にはマイナーチェンジ前の制服が良かったらしい。


 だが神薙も史郎も知らないが、神薙の服装は基本あのスライムに取り込まれても息が出来る限り、肉体は溶ける事はないのでスライムから放出されてたかも知れないが、他の手段の体液を吸われた場合は死んでたかも知れない、チート装備でも全ての肉体を防御は出来ないのだ、因みに微妙にアイドル風な制服デザインである。


「あの女神様の、服のセンスは無いですね」

「女神様ね………(時風女神様の、知り合いだったりしてね)」


 ※あの異世界は実際、時風女神の知り合い女神が創造した世界です、結構面倒な外部の悪しき存在に蝕まれた世界ですが。


「我輩が眷属に成った、時風女神様は良い神である」

「神様が間近に居るんだね」

「地球とは違うよね、まあ間近に居られても何か宗教戦争起きそうだから、居られても困るけど」


 それはどんな世界でも、戦争に巻き込まれる人にとっては迷惑でしかない戦争の一つ、もう一つは宗教を使った侵略や略奪だがそれも、巻き込まれる人にしたら迷惑でしかない。


「ではふつつか者ですが、色々とご指導御鞭撻の程宜しくおねがいしますね」

「ああ、此方こそ宜しく」

「何かあれば、史郎か我輩を頼ってくれ」

「はい、猫街さんに頼りますね」

「我輩は最初から、ないだと!?」


 こうして居候に、神薙雫さんが加わったが、シャルロッテさんをお姫様抱っこし運んでた、あの時見えた女の子と同じ顔なのは偶然だろうか?

 こうして私は違う地球から来た、国の年号がまったく違うが西暦が同じな神薙雫さんと共に生きる事に成った、因みに神薙雫さんも何故か死なない限り寿命が無いらしい、この先私やガリレオさんに神薙さんの未来に微妙な変化をもたらしたとは、私達は知らないしシルヴィアさんが何故か積極的に、プロポーズしてきたりするが色々と私は忙しく成るのに、私の周囲は更に賑やかを越えた事態に成るとは、知る由はない。



 ・神薙雫かんなぎしずく


 十八歳の黒髪ロングの、海の様な綺麗なアクア色の瞳に平均の、十八歳高卒間近の女子高生よりは小柄な148センチの身長、バストは貧乳とは本人は認めて無い、童顔は母親譲りで魔法は平均並で父親より、魔法能力が低過ぎる様に振る舞ってるが、神薙家では第十七席位の実力、因みに五十席中の十七席で父親の義幸は第九席の実力。


 ファンタジー側に分岐した、地球の日本人魔女で古き神薙家の分家の末端中の末端の家柄、普通よりは収入が少ないごく普通の一般家庭、違うのは末端でも高い才能が在れば消される事がある、因みに某社会主義独裁国から狙われてた雫、理由は独裁者の種で大量破壊独裁者を生ませる為。


 雫にそんな才能はないが、魔法因子は神薙家では特に強く神薙家の中でも雫に対する、魔法因子を手に入れる裏工作がされていた。

 因みに雫は、血族的には古い英国大魔法使いや、アイルランドのフェンリルを操りし氷結の大魔法使い等、陰陽師や魔法使いやアルケミスト等歴史に名を少しは残ってたり、目立つのが嫌だが歴史を変える偉業を成した、人物の古き血の末裔である。


 因みに神薙家は陰陽師と国内魔法使い、母親がとんでもない血族の末裔だが本人は至って普通の専業主婦であり、呑気で奇跡の魔法すら使えないが雫の父親である、義幸を尻に敷く位の魔性の童顔美人で後にそれは、雫が本気で史郎を落としに行く時に、シルヴィアやフリージアすら敵わない威力を発揮する



 

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