リビングコタツの中 一匹目 神秘の樹海窟
私達は長老達が教えてくれた、三ケ所の内の一つ『神秘の樹海窟』に向かった、夕方近くの時間に差し掛かっていた。
「神秘の樹海窟て、どんな場所ですかね? 史郎さん」
「行って見れば分かるさ、それになんかワクワクしないか? ベル」
隣を見れば親指を立てるベルに、アルスとルークも賛同する。
「「確かに」」
「異世界のダンジョンは、確かに興味有りますからワクワクしますね」
そして冷たい目線の三人が言う。
「「「男って…………単純ね」」」
単純で結構、我々は男だから浪漫に憧れるのだよ、君達には理解出来ないかも知れないが。
プリムローズとシャルロッテの、史郎が二人に向ける好感度が結構下がった、バフ効果を無視した残念な下がり方だった。
地図の場所に到着するが、森の中に隠れたまあ普通の洞窟の様な入り口に全員で入る、洞窟の入り口は徐々に暗く成るが奥に行く程、エメラルドに光る苔が光を増して行く。
途中淡く蒼く光る、ヒーリング苔と言うコケを万能鑑定を使い、注意事項を確認後採取する、私はスキルを最大限に使いルークとアルスにも手伝って貰い、ヒーリング苔を採集して何故か興味津々の、プリムローズさんとシャルロッテさんも採集に加わった、他にも洞窟壁に在る珍しいキノコに寄生するキノコを採取した、この薄く黄色に発光するイエローホタルキノコは呪われた人間を、呪いの深さにより浅い者の呪毒が解除されるらしい、シャルロッテさんの仕事が減る素材だな、まあ帰ってからラボで調合だな。
他には蒼のヒーリング苔や、炎の様に真っ赤な鳥の様な形をした不死鳥茸や、ブルービーまあ青い蜂が集めた蜜のロイヤルゼリーやブルービーの解毒針、普通のブルービーと言う魔物には無いが、たまに白い羽の身体が蒼い蜂が居るらしい。
「アッ!? 何か珍しいキノコですよ、史郎さん」
何故かシャルロッテさんが、不思議な形の茸と駆け寄るがそれは男性人にはアレなので、映像や表現し難い形の茸が生えてたが何故かクラーラが言う、「史郎ならこのくらい在りそう」と言えばプリムローズさんは真っ赤な顔で私を見て、「史郎さんのがこの位………キャ!」と言う、何故か反応が分からずにいるシャルロッテさん、君はそのまま知らないで良いよ。
そして何故か地面を殴る三人、私はあんな凶暴なのは………それに付いてたらオークになっちまうよ、因みにこの形容し難い茸は焼いて食べれば、精力増強効果に二日以上徹夜に最適な覚醒を促したり、子宝を願う夫婦には一発必中の効果が在るがデメリットも在る物だ、私は使う予定無いかな………フリーだし。
その副作用は、二日以上の不眠不休の反動に、四日間目覚めない反動に異性を精力が尽きるまで求める恐性士化(バーサーカー化)のリスクに、下手すると一回目は一発必中だけど次は無いてリスク、一発屋て感じだろうか?
他は間違えてある場所をいさめるのに使うと、一生そのキノコが身体から生え死ぬまで苗床に成ってしまうらしいよ、まあそんな馬鹿は居ないと思うし珍しいキノコらしいので、たぶんそんな馬鹿は数年や数百年月単位だろう、ベルがやらかさなければ………一応注意しとくか、まあ使わないと思うけど。
「このぺPi~タケは、スープにして食べると種族を超えて子供が授かるらしいが、ベルよ副作用は…………ニョゴニョ………だ」
「要らないですよ、そんな物」
「枯れる前の一回には、良いかもよ」
「何十年後の、話しですか!」
さあそれはベル次第だろうよ、何か愛おしそうに見てるプリムローズさんに冷たい視線を送ったら、気付いたらしく目線を反らした、まったくお嬢様が興味津々に見るんじゃあない。
まだ洞窟に入って少しだが、貴重な薬草や茸により進まないが、あの茸だけは誰も手にしない様に見張った、シャルロッテさんが興味津々だったが、何の形かは何か分かり始めて来たポイな、犯人はクラーラの「お父さんよりは、大きいかも」の発言だ、まったく余計な一言を言ったもんだ。
身体の一部のアレな形をした、茸を警戒しつつ歩き洞窟の何か眩しい光が射す場所に出る、一応洞窟は日が当たる様には外部からは見えなかった筈だ。
眩しさに成れると広がる光景は、夏の夕日の様な光で洞窟には見えない光景が広がり、何かあの髭のオッサンが食べると大きくなる、巨大なアカテングダケに見えるが毒キノコではなく、食べても巨大化はしないがテーブルキノコて名の通りインテリア風のテーブルの様なキノコ、まあ椅子は無いけど使うにも一人用だし使える面積も少ない、まあ切り株の代わりのファンタジーテーブルだな、私以外全員警戒をしてテーブルキノコに警戒する。
他には青白く輝く、あのチョコのキノコのこ的なのが巨大化した、キノコが在り光は安らぐので寝る時に欲しい感じだ、だがこのキノコはライティングキノコて名でそのまんま発光し続けるキノコらしい、あとタケノコが無いか探したがチョコのタケノコポイのは無かった、残念である………戦争は異世界では勃発は避けられたかも知れないが、在ってたらまた選挙が始まるだろうな………たぶん。
そして私は無性に、キノコとタケノコのチョコが食べたく成ってくるが、今はその時ではないそんなに遠くなく夕食時だ、安全を確認後回りを更に探索し、安全を再確をすると近くの木は白樺や楓や赤松に、見た事もない不思議な青い幹の木、オレンジ色の幹の木にトレントらしき動いてる木に柿の様な実を付けた、ミラクルフルーツツリーはゆっくりと亀が歩くような速度で移動する、一応モンスターの類いだが実を取らなければ襲わないモンスターだが、身を獲りそうな三人に注意をし、少し遠いテーブルキノコの在る場所で夜営を始めた。
「今日は、焼肉にするかな」
「「「「ヤッタ!」」」」
何故かベルまで、チビッ子に混じってジャンプする………ベルには食べさせた覚えはない筈、まあクラーラかアルス辺りが自慢してたりしてな、残り二人はポカンとしてるが放置し、何故か売ってた綺麗なドラム缶を半分に切断し、鉄の足を付けたドラム缶焼肉用に改良したのを出して、そして底には少しの灰出しの穴が在る、そしてドラム缶の底に備長炭を並べる様に敷いて、空気の通り道や炭火の火加減をするスペースも確保して、地面も土が見える場所を選び少し水を撒いてから、備長炭に火を入れ火が回るまで適当に椅子の用意と、二人一組だがまあクラーラ達は三人でテーブルキノコ一つだな、異論は認めない。
「異論は認めないぞ、クラーラ」
「何で、史郎とベルがペアなのよ!」
クラーラの質問に、私とベルは同時に答えた。
「私は肉を焼くのに、忙しい」
「僕は君達に、肉や野菜を運ぶのが忙しい筈だよ」
因みに何か食べれないかは、自己申告を事前にしてるがリクエストが多い、アルス達を見越してベルを此方に引き込んだのと、何かプリムローズさんかシャルロッテさんのどっちかと相席の考えをすると、何か寒気が背中に走るからだ。
網と鉄板を設置し、タレを好みでセルフで皿に入れて貰うが………
「お決まりの、ソースは何処かしら?」
「普通は塩ですよね?」
君達賄い食べてるだろうに、特に数回焼肉のタレ丼を賄いに出してるぞ、その二人よ。
「あの二人はポンコツね」
「あの味以外、無いだろう」
「まったく、僕達より賄い食べてるのにな」
「…………僕は食べた事すら無いけど──」
ベルは今回が始めてだな、大抵焼肉のタレ使う時はフラッと何処かのダンジョンに、稼ぎに行ってるからな………まあ、タイミングが悪いベルが悪い。
そしてチビッ子三人は、やはり甘口焼肉のタレをテーブルにキープ、ご飯は私しか食べないし炊飯器を出すのは後で良い、簡易テーブルを設置しもう切り終わってる魔物肉や動物肉が入った、ステンレストレイからトングで取って焼く。
炭火の遠赤外線を使い、余分な油を落としつつじっくり焼き柔らか目が良い人が多く、待てない人は指を指し焼き具合を指定して行く、ある程度焼き皿に入れてベルが配膳し、一部は味噌や醤油の焼きナスはクラーラやプリムローズさんが食べる、何故か競ってるが喉に詰まらせたらクラーラはお仕置きな。
「ベル、焼き上がったぞ」
「やっと食べ………」
「おかわり!」
「バカな!?」
ベルの焼肉は、アルスに持っていかれたのだったが、流石に焼きそばを投入したら私とベル以外満腹に成った、因みにベルもめしを食い私と何故か疲れながら、味噌ダレの焼肉のタレに感度しながら何時もより沢山食べて居た、暗く成って来たタイミングで魔法ランタンをベルに渡してテーブルキノコや今居る周辺に棒を地面に刺し、魔法ランタンで暗く成らない光量を確保した、そしてやはりバーベキューや焼肉のシメは焼きそばだ、キャベツやタマネギを焼き焼きそばの麺を投入し、粉ソースとウスターソースを絡めて焼けば完成だ。
「この焼きそばは、何時も美味しいですね」
「まあな………(地球の王手メーカーの焼きそばだし、外で焼く納涼ではないがキャンプ的な焼きそばは基本美味い)」
「店で出せば、儲かるのに………」
「嫌だ、たまに食べるから美味いんだ、それに作るのは私と撫子だしな」
「──あの、食いしん坊達か…………」
ベルのあの食いしん坊は、撫子やアンナシリーズを含めた白鯨メンバーを指す、因みに何故か焼きそばや特定の料理を、澄ました顔でシルヴィアさんは平らげる………四食大盛を二杯ね、まあその代わり特定の料理以外は普通だしな。
そして旅ハウスを出して、入浴は女性陣が先行し次はアルスやルークにベルが入り、最後はやはり私だ………残り火で焼きマシュマロしてれば現れる、先入りした三人は髪を乾かした後で来たので艶やかだ。
「焼きマシュマロ、食うかい?」
「「「クウカイ? 誰?」」」
私は無視をし、ココアに焼きマシュマロを入れたり、チョコビスケットに挟んで食べる………至福だなぁ~
「「「寝る前の甘い物は、乙女の天敵…………天敵の筈なのにぃ~!!」」」
私は責任は取りません、自己責任でお願いしますね…………さて次は炭酸と、イタリアのリキュールのアペロールを出して風呂前に一杯味わう、オレンジの香りのリキュールをジョッキ型のタンプラに入れ、魔法で氷を少し投入し炭酸をゆっくり入れてマドラーで混ぜてから、これぞ大人の特権オレンジリキュールの香りと、甘く美味しい口当たり………当りの洋酒の一つだね、まあガリレオさんは飲めないと思う、オレンジの香りだし柑橘類だし。
(地球基準)未成年には飲ませられんな、さて何か欲しそうな目線を無視してチョコビスケットを食べながら、アペロールの炭酸割りを飲む至福、次はバルト三国のミードでも飲もうかな。
「一人だけお酒、ズルいです」
「私も飲みたい!」
「私は毎回怒られるから、言わない」
クラーラよ君は何処の世界だろうと、未成年以前の年齢問題で飲めないよ、例え両親が居れば飲めるドイツでもクラーラの年齢では、ビールすら飲めないのだよ。
「お酒は大人の嗜みだから、君達にはまだ早いのだよ」
「私は成人年齢なのに!」
「私もです」
「…………」
無言で二人を蹴るのは、やめようなクラーラ。
まだ火の気が在るが、ベル達が来たのでマシュマロと竹串とチョコビスケットを渡して、私は風呂に向かった。
「アルスとルークは、食べたら歯磨きだぞ」
「「分かってるから、早く焼いてよベル兄」」
「分かった分かった………史郎さんには、及ばないけど」
「「そんな期待はしてない」」
「うん、してないよベル兄ちゃん」
「クラーラも酷い!」
何か和気あいあいだな、桃の香りの炭酸入浴剤を投入し身体を洗ってから、ゆっくり入浴して疲れを癒したが………まだ火が消えないと寝れないな、最終的には水で消火する気では居る、外より布団でぐっすり寝たいから。
そして風呂上がりに、入る前に用意したカ○ピスを飲んで至福を再チャージし、タオルを頭に巻き作務衣姿でもうベル以外誰も居ない、ドラム缶の前に戻り消火してからこっそり最近向の成人年齢に成ったベルと、さっきのアペロールを炭酸割りしたのを飲む。
「柑橘の美味しい酒は、始めてです」
「女性陣には内緒だからな、男同士だけの秘密だ」
「史郎さんは、女性に酒は勧めませんよね?」
「まあ、酔って部屋に連れて行けとか、透けて見えてるからな………」
「まあ、端から見ても分かりますよ、シルヴィア姫もそうですがプリムローズ様とか普通に、お酒を飲んで酔ったついでに、史郎さんに介抱されたいみたいですね」
まあ何でこんな冴えないオッサンに、興味が在るのか私には理解出来んよ普通に、地球なら確実にモテませんが何かと自虐出来るぞ、食べ物か? 食べ物で惚れたのか? 君達、まだ若い人生を棒に振るなよ私で。
私はベルと酒を飲み交わしながら、ベルが欲しい新しい武器をその場の勢いと、酔いの力を借りて私とベルはアルコールに呑まれ、はしゃぎながら手斧ネタ武器とベルは雷属性を限界まで付与した大剣を手に、近くのモンスターに向けて喧嘩を仕掛けた。
私は両手に、自動追尾と手に自動に戻るネタ手斧握り、連続で手斧をミラクルフルーツと言う柿の実らしきのが付いた、木のモンスターに向けて投げる。
「ゲッ○ー、ダブルトマホーク!」
「僕も負けれませんね、サンダーストライク!」
稲妻を真空の刃に纏わせ、ベルは団体で居る木のモンスターに放ち一網打尽に蹴散らす。
「最高の武器ですよ………うぃ………何か微妙に、モンスターが逃げ腰に見える様な」
実際ベルの一撃は、史郎の攻撃よりも危険と魔物達は思い逃げようとしてたが、だが酒で気が大きく成ったベルは本来の弱気に隠れた力が酒の力で解放し、更に二撃をベルは放ち近くの木も凪払う、色々やり過ぎてるが今のベルはハイテンション過ぎて、モンスターが逃げるのも構わずに倒した結果、翌日は更に酒を飲んだ反動で二日酔いに成った、因みに史郎は今の身体に成ってから余り二日酔いに成らなく成った、特にレベルが上がる程に酔っても二日酔いに成るリスクが遠ざかっていた。
「ほい、二日酔い覚ましに、ゆっくり飲めよ」
「コーラてあの、強いシュワシュワですよね?」
因みにコーラはアメリカで、最初は二日酔いの薬として開発されたとか聞いた覚えがあったからだ、まあ二日酔いに効いてるかはさて置きだけど、ルーク達に羨ましそうに見られながらベルはコーラを飲む、因みに何処のコーラかは秘密だ。
まあ何かベルに嫉妬の視線を向ける、約二名が居るがそれは再びさて置き多めに朝食を取り、白鯨産の果物をおやつに分けて全員に渡して、ルークやアルスにクラーラには、更にビスケットや水筒を渡してる、水分補給とお腹がすいたらビスケットを食べて貰う為、育ち盛りだからそれなりの日本メーカーのあのビスケットを渡してる、因みに育ちが終わってる三人には渡してはない。
今日は色々見て回るが、外の惨状に何故か痛い視線を感じるが無視をし、ベルと共に先を進んだ。
「結構派手にやったと、反省しないと………」
当のベルが惨状に、そう言葉を漏らした。
そして何と、異世界に酒を発見したのはベルと歩いてる最中だった、何となく蜜らしきのを見えたので木のうろを見たら、木のうろに溜まった蜜は発酵し蜂蜜酒に成ってたので、少し瓶詰めしてマーカーを地図にして後で美味しかったらまた採りに来よう。
天然のミードを適当な空瓶に入れ、再び歩くが魔物が来る気配はない、どうやら遠くに逃げたらしく昨日のベルの一撃は、魔物には天敵に成ったみたいだ、楽に洞窟を探険出来る利点もあるが。
そして洞窟の深くに進み、広い神秘の樹海窟を歩いてれば、この樹海窟独自に進化したらしきモンスターや動物も居れば、変な虫モンスターも居る……………居るのだ、童話に出る様な人間顔の蜜蜂モンスターや手の平サイズに巨大化紋白蝶のお尻に、蜜を貯める不思議な膜をぶら下げたハニーバタフライて蝶々が、向から襲い来る気配はなくルーク達は遠くかは観察をし、クラーラは私に色々聞いて来るので答えながら進む、まあ万能鑑定を使って答えてるだけだけど。
このハニーバタフライは、吸って一旦蜜を分解し膜袋に行く頃には普通の蜜より濃厚で糖度が二倍に成るらしいが、膨らみが小さいのは倒しても意味はない量しか無いらしい、しかもこの洞窟にしか居ない固有種らしい、ガラパゴスかよ!
他には花に擬装したカマキリ、フラワーマンティスはカラフルに擬態し、蜜を求めるモンスターを襲う狩人モンスターであり、大木の様な擬態した個体や花畑に紛れ待つ個体まで居る。
あと木に擬態した、巨大魔物分類の死神蟷螂は、鈍く黒い鎌腕を枯れた枝のように微動だに動かずに待ち獲物を見付けたら、死神の様な鎌腕で首や胴体を簡単に切り裂く姿は死神そのもの、昨日本物倒したから出て来なくて良いぞ。
他には隠れながら進み行くと、出会いたく無かったデスマンティスが居たが、その前を涼しい顔をしカブトムシ型の、城塞甲虫の硬い外皮には、流石の死神蟷螂の鎌腕さえも弾く強度が在るらしく、デスマンティスを見てどや顔で過ぎて行くフォートレスビートルに、ギロリとした目で悔しがるデスマンティスはコブラとマングースの様な関係の様だ、硬い盾と最強の武器の鉾のアレではないがフォートレスビートルにも天敵は居るだろうな。
ベルを先頭に進みながら行くと、たまに巨大なドームで脚が何か軟体動物の様なスライムは、ゼリー状の黄金色をして赤い目玉らしき個体や青い目らしき個体が居た、調べると不定形の上位種らしい、まあ普通の魔物スライムより強敵な上位種だけど魔法耐性は弱いらしいが、まあプリムローズさんが倒せる魔物だし接近して来たら、任せよう───私は本気を出す気は無いよ後で色々面倒だから、特にプリムローズさんやシルヴィアさん辺りがね。
その上位種のスライムは、赤い目らしきのはゴールデンレッドアイ、そのままやんけぇー!! と青い目らしきのはブルーアイズゴールデン、何か何処かで聞いたことが在りそうな名前やな。
二体共に此方には気付かずに居たので、毒や酸で攻撃の警戒をしつつ通過した、そして歩いてる途中で巨大な青い木の大木群が在り、青い樹液が固まった飴の様な物は調べると、この神秘の樹海窟にしか無い貴重な天然の回復飴でありら口に含み溶かしてる間はスタミナやキズが無制限に回復を継続するけど、溶けて体内に吸収が終了すると効果は無くなるらしい、青い樹液は長い年月に溜まり固まった物らしい、何かスタミナや回復以外にも絶対不思議な効果は在りそうな気がする、まあ使えば分かるだろう。
何かチート回復アイテムだが、回復以外にも使えるし長期戦の戦いには特に必要なアイテムに成るので、このブルージェルキャンデーを皆で手分けして回収するが、居るよねこっそり味見する連中はね、誰とは敢えて言わないが。
「コレ以外にフルーツの様に甘くて、身体にエネルギーが満ちて魔力が溢れ出そうです」
「僕は気力が溢れでそう」
「今なら、師匠に勝てるかも」
「やめときなさい、絶対痛い目に逢うわよ、木の幹に顔面ダイブとか」
「クラーラは師匠に勝てないからな、手加減されてもかるぐふぇるぴーふじぶる──」
何か派手に吹っ飛ぶアルス、拳を天高く突き上げるクラーラ、何か子供らしからぬ世紀末な絵面だな、まったくクラーラは緒淑やかさがまったく足りないな、フリージアさんやシルヴィアさん辺りを見習って欲しい。
「フリージアさん辺りの、緒淑やかさがクラーラには足りないな」
「そんなぁ~」
バタ
何か屍に成ってるクラーラを放置し、このブルージェルキャンデーはどうやらスタミナだけではなく、魔力回復もするらしいし肉体が回復するのを確認は、まあアルスが徐々に回復してるから効果はあるのだろう、
「なかなか、デリシャスですよ史郎さん」
「確かに素晴らしい、フルティな香りが口に広がり、歩いた疲れも吹き飛びますね、プリムローズさん」
「そうね」
プリムローズさんの「デリシャス」は、貴族だし期待して良いだろう、アルスとルークも美味しそうに舐めてるし、大きな塊は後でアイスピックで砕こう、移動手段は徒歩以外無理だから仕方ないな、バイクに乗ってる最中に襲われても困るからだ。
ある程度は残して、樹海窟の地図にこまめにマッピング印をして、更に奥に向かうと光が更に青白く輝き何か海外の海の洞窟の様だ、まあ海ではなく不思議な樹海が広がる天井が見えない洞窟だけど、今は昼に近い時間帯の筈だが昨日は夕方は夕暮れの光だったし、青い光は日中て事なんだろう。
こうして青い光の中、私達の探険は続く。
・樹海窟
遥か昔にとある海賊が宝を隠したとされる、だがその海賊が何をなし何を隠したかは誰にも分からないし、忘れられし海賊王。
樹海窟は奥に向かうと、とある種族の隠れ里が在りそこには寒さにも強い、とある種族が住んで居るがそれは、見た目とは裏腹に紳士的な種族である。




