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縁側七匹目 闇の胎動

 メインメニューから、スキルを確認してからマップから地域を出して、盗賊を検索すると結構地図にピンが立つ、現在地にも……………真下に盗賊が居るらしい。

 そしてアステネリア王国領の、ウィールデンは立たなかったがその他にの二ヶ国にはピンが複数立つ、一部青いピンが立つがその他は全部赤いピンが立つ。

 

 赤いピンは義賊は含まれない、犯罪者の盗賊やそれに関する団体や支援する者も含まれるらしいが、検索したのは『盗賊』だったが何故か、その関係者まで検索されてるがまあその内お金に成って貰おう…………。

 犯罪に関わる貴族とか国が関わるのは、私は関与しないが情報リークとして犯罪者の口から言って貰い、冒険者ギルドに頑張って貰い犯罪者を撲滅情報を、拡散して貰おうかね……………。

 

 犯罪者は減らさないと、ゴキブリの様にカサカサと何処からでも湧いて来るからね。


「殺虫剤の方が、武器に成りそうだな」

「サッチュウザイ?」


 隣に居るガリレオさんが、不思議そうな顔をするが一応この世界にも殺虫剤は在る、厳密的には殺虫魔法でスプレーとかでは無いが、不快な虫や食物を食い荒らすモンスターや普通の虫に使う、生活魔法や簡易術式殺虫魔法だ。


 まあ此方では、殺虫剤とか殺虫とか言わないらしいけど、何故か通訳がガリレオさんに通じない、まあ私は白鯨に居れば虫に悩まされないが、地上に戻ると黒光りした悪魔が居るらしいし、まだネズミ原因の病気対策は汚水を濾過するスライム頼りで、ネズミが増えれば病気成るがパンデミックに成らない限り、治療は受けられる。


 だが地下の下水道は、新しい場所はまだ良いが古く、昔の下水道は犯罪者の巣窟に成ってたり、ネズミやゴキブリのモンスターの巣窟に成ってるらしい、町で経験を積みたい冒険者や賞金稼ぎが、活躍してるが生きて帰って来ない者も居るらしい。


 因みに冒険者でも、賞金稼ぎと冒険を両方得意とするパーティーだって居るし、食材ハンターの冒険者や薬草専属の冒険者だって居る、たまにトレジャーハンターも居るがそれは太古のお宝が眠る、ロスト(失われた)時代の遺跡や遺跡ダンジョン専門で、普通のダンジョンには行かないらしい。


 因みにアステネリアにも、ロスト時代の遺跡の街が観光にも使われてるが、観光客の大半は冒険者のトレジャーハンターらしい、交通輸送が活発化すれば国内観光が活発化しそうだな、ガリレオさんの話を聞くと結構観光産業の地域が多い気がするけどね、地球では国に成ってるがアステネリアでは国の地域地方成ってるが。


 さてガリレオさんの準備が終わったし、ローブ着て帽子を被るだけに何故に時間が掛かるのか?


 私とガリレオさんは、風魔法のフリーゲンを発動させムキムキ筋肉の、迷彩ズボンとサバイバルチョッキには、ナイフに見える電撃ショック棒や手榴弾に見える何故か煙幕に、使い捨て試験管の容器に入った何故か、黄色い色をした異世界の聖女の聖水…………、本当に聖水だよね? を装備した、退役軍人姿にレミントン型ショットガンに、実弾弾薬の四連装ミサイルランチャーをたすき掛け背負い装備し、ガリレオさんの手を握りワープして白鯨のお腹下に移動し、そのままゆっくりと浮遊から降下を開始した。


「ガリレオ君、作戦通りに頼むぞ」


 史郎はダンディーな声で、ガリレオに言うがガリレオには違和感に感じる、声まで変えれるのは史郎の変身能力だけだからだ、ガリレオの場合は魔法で声の質を変える事は出来ても、基本変身する魔法は余り使わない…………面倒な時に、その場から逃げる手段に使う程度だ、後は頼まれたりして変身に必要な時だ。


「了解した、史郎」


 やっと史郎の名を、マトモに名前を言える様に成ったガリレオだった、そしてガリレオが手の平を前方にかざし、広範囲に魔法を解き放つ。


「安らか成る眠りを今此処に…………スリーピング!」


 ガリレオの眠りの精神魔法が、手の平から降下中の森に向かい放たれ、モンスターも盗賊も等しく倒れ眠りに入るが、催眠の魔法耐性が高い人間や異界の魔族や死霊系モンスターには効かない、一部だがスリーピングの魔法や催眠攻撃が効く、死霊系モンスターも居ると付け加えよう。


「完了だ、史郎」

「寝てる盗賊の回収、頼んだぞガリレオ君」


 またガリレオ君呼びに、ガリレオは何とも言えない顔で返事をした。


「・・・・・・了解した」


 ガリレオは史郎を見るが、別人過ぎる見た目と声にやはり違和感しかしないガリレオだった。


「さあ、盗賊(ゴキブリ)退治の始まりだ!」

「………盗賊をコックローチて言うのは、やはりどうかと思うぞ………史郎」


 史郎はガリレオの言葉を無視し、更に降下を早め松明の火の灯りが見える近くの森に降り立ち、木の柱を簡易的に壁にした中は外から見えないが、木の観音開きの門の近くの盗賊は、地面に突っ伏し眠ってた…………因みに物見櫓ものみやぐらの方も寝てるらしく、姿は見えないし蹴って扉を開けるよりも、やはりランチャーを使わないと損だ。


 四連装ミサイルランチャーを、安全装置解除と筒を伸ばしミサイル発射時に発生する、噴射時のバックブラストの後方確認をしてから肩に担ぎ、トリガーに指を掛け目標を定め…………一呼吸置き、木の門に向けて四連装ミサイルを二連発放つ。


 バックブラストを放ちながら、ミサイルは目標を瞬時に破壊し木っ端微塵に瓦礫に変え、爆風により櫓が傾いたが問題はない。

 スリーピングの魔法は、深くまで催眠させてるらしく起きる気配無く、史郎は次の行動に入り四連装ミサイルランチャーから、強い催眠ミストの四連装グレネードミサイルランチャーに、インベントリから換装し慌て出て来る盗賊達を、アジトの出入口の視界外の破壊した門の影から様子を伺う。


「何だ!? 此は!」

「凄い揺れだったが、此は一体…………」

「こんな破壊力は、魔法じゃねぇー!」

「ドラゴンにしては、食われて無いな…………」


 眠ってる身体が細い、雑魚盗賊とは違い胸板が厚く厳つい見た目の、何故か下半身裸だったり、汚く汚れたズボン姿や脛毛すねげが見える膝までしかない、半ズボン系だったり布がボロボロの盗賊が、どんどん洞窟のアジトの中から湧き出て来るな…………、ゴキブリホイホイな洞窟かな?


「お楽しみを邪魔されたが、奇襲して来たのは確実だ、探し出して殺れ」


 髭が厳つい二人組の真ん中に居る、目が据わり如何にも何人も殺ってますと顔が物語ってそうな、大柄の如何にも盗賊のボスて男が、部下の盗賊達に怒鳴りながらダミ声で命令をする。


「畜生、依頼の姫を捕まえて本番以外は楽しめる前提で、捕まえたは良いが余興に辱しめを含めて、ナイフで徐々に裸に剥いてた途端に此か…………、チィ…………下着剥がして楽しむ前に此かよ!」


 何やら不穏な台詞を言う、盗賊の一人そして仲間も頷きながら言う。


「ウィールデンに入る前に、拉致出来たまでは良かったぜ」

「失態したら、ウィールデンに居る奴等の手柄に成るからな、それに姫を辱しめて奉仕させるチャンスなんて、滅多に無いからな」

「猫野郎の国は、ウィールデンの中でも治安が良過ぎて、俺達の拠点が置けないからな」


 どうやらテンプレの盗賊だが、犯罪者組織の末端の一つらしい、ウィールデンのアステネリアのエリアには、確かに義賊のピンが一つ以外はまったく無かったな、他にはアステネリアに近いエリア以外の他国のエリアに、何十ヵ所も赤いピンが立つてたが。


「探し出せ、野郎共!」


 怒りに任せ、盗賊の頭が吼えながら言う。


「オウ!」

「見付けたら、八つ裂きだぁ!!」


 血の気の多い事で、私は射程を取る為に少し移動してから、動き始めた盗賊の頭上に向けて、グレネードミサイルランチャーを三発連続で放つ。


「居やがったぜ!」

「何か、飛ばしたぜ!」

「何処を狙ってやが……………!?」


 盗賊の頭上に到達と共に、ミサイルのグレネード弾頭が閃光と共に炸裂しミストを撒き散らす、盗賊達は一瞬ビビったがただの光の粉と勘違いをする。


「何だ? 脅しか?」

「こんな子供黙…………」

「何だ…………眠く……………」


 催眠ミストを吸い寝落ちる盗賊、だが平気な顔で仁王立ちする盗賊のボス、私は仕方なく四連装グレネードミサイルランチャーを仕舞い、ある程度のミストの影響が無い場所で立ち止まり、とあるショットガンを取り出しリロードし構える。


「何だ? その変な形の筒で、何をする気だ?」


 距離がそれなりに有るが、周りが静かなおかげで、声が響き聞こえる。


「貴様を倒す武器さ、汚ねえむしずが走る下半身野郎」


 史郎は普通に言うが、何故かキャラに引っ張られ挑発とキャラが言いそうな台詞が勝手に出る。


「何だと!」


 史郎の言葉に逆上する、盗賊のボスだが史郎が意図して放った言葉ではない。


「汚いと言ったんだ、このゴミ野郎がぁ!」

「貴様…………許さんぞ!」


 怒りを含んだ声と共に、盗賊のボスは走り来る。


「俺を殺れるもんなら、殺ってみろベ○○ト!」

「俺様は、そんな名前じゃあねぇー!!」


『その台詞、映画のネタじゃあねぇーかぁー!』と、史郎は内心ツッコミをした。


「どうした、ベネ○○掛かって来いよ!」


 私の意思を無視して、何を煽ってんだよ………しかもあの盗賊のボスの名前は、ケツジーニだぞ…………何か痔に成りそうな名前だな。


「俺様の名前とは、違うって言ってんだろうがぁー!!」


 目が血走りながら走り来るが、何故か動きが遅く感じ無意識に身体が動き、ナイフらしきのを手ごと蹴り上げ武器を手から落とし、顔面に勢い良く拳をめり込ませて地面に沈めるが、何故か殴った拳は痛くない…………何故だ?


「ば…………馬鹿な…………」


 そのまま動かなく成ったが、一応トドメに足で身体を踏みつけて抑えてから、ショットガンで至近距離から悪夢を見せる魔法の、闇魔法ナイトメアーのゴム弾を撃ち込んで、死なないが精神疲労で暫く廃人の様に動けなく成る、まあギリギリまでダメージを受けた場合だけど。


「史郎、終わった様だな…………」


 だが史郎はアジトの出入口に向かい言う。


「まだだ、居るんだろ…………そこに」

「なかなか人間にしては、勘が働く様だな…………クックックッ…………」


 何か声色が不気味な、深く黒いフードとマント姿の、怪しげな者が現れたがガリレオは膨れ上がる、不気味な魔力に戦慄を覚える。


「・・・・・・この気配、まさか!?」


 ガリレオさんは、黒フードの男に警戒感を出しそして黒フードの男は、身体を真っ二つに裂かれた肉体の中から、複数の気持ち悪い目と黒いタール状の身体をした異形の姿が現れた。


「アレはまさか、|深淵の混沌より魂を喰らうアビス・ヘンカー


 ニヤリと異形の姿をした、|深淵の混沌より魂を喰らうアビス・ヘンカーは得意気に言う。


「お前ら的に言えばそうだが、我々からすれば違うだろう…………」


 そして、史郎は空気を読まずに言う。


「まあ魔王の手先的な、純粋な精神(アストラル)体のモンスターだろ?」


 やっと史郎は、自分の意思を言えたのだった。


「史郎、たぶん色々違うぞ」

「・・・・・何故に我が精神(アストラル)体と分かった!?」

「何だと!?」


 ガリレオはまさかの史郎の当たりに、普通に驚きそして史郎は学生時代から愛読の、小説ネタを言っただけだった…………まさか当たるとは、史郎はまったく思って無かったなのだった。


「フッ…………秘密だ!」


 史郎は誤魔化しながら言うと、こっそりと魔法を構成しガリレオは空気を読まずに魔法を放つ。


「闇を穿て、サンライトアロー!!」


 ガリレオの周囲に、無数の光の矢が浮遊し、逃げても追うホーミング機能もあったが、|深淵の混沌より魂を喰らうアビス・ヘンカーは逃げる暇がなかったが、こっそり史郎も怪しげな聖水瓶を投げて居た。


「卑怯な! ……なんだ! この液体は………不快だ不快すぎるぅ~!!」


 |深淵の混沌より魂を喰らうアビス・ヘンカーに、ガリレオは卑怯と罵られるが、ガリレオは|深淵の混沌より魂を喰らうアビス・ヘンカーに苦情を言う、まったく史郎に対して苦情を何故か言わなかった。


「異界の者に、言われたくない!」

「グオオォォォ……………ケイカ……ク……ガ……」


 無数に刺さった光の矢は、|深淵の混沌より魂を喰らうアビス・ヘンカーを塵に変え滅び去ったのだった、最後に意味深な言葉の一部を残して。


「それにしても、何を企んでたんだ?」

「そうだな、意味深な事を断末魔の後に言ったしな」



 二人は考えたが結論は出ない、だが|深淵の混沌より魂を喰らうアビス・ヘンカーのその計画はしくも、史郎とガリレオにより阻止された事により、とある二人の人生に史郎と関わらない人生を歩んで行く、どの道|深淵の混沌より魂を喰らうアビス・ヘンカーの思惑は挫く結果に成るが、そしてその内の一人は結婚があやふやな未来で、夢を叶え子供が居る人生を歩む。


「あと史郎、何を投げたんだ? |深淵の混沌より魂を喰らうアビス・ヘンカー

 が苦しんでた様に見えたぞ」

「それは……」

「それは……?」

「秘密だ!」


 ガリレオは盛大にズッコケたのだった、顔面が地面に刺さる位に。

 そして史郎は、ガリレオに後を任せて盗賊のアジトに向けて歩きながら、ガリレオに一言言っとく。


「ガリレオさん、それではあとは宜しく」

「任しとけ、史郎…………それにしてもまだ顔面が痛い………」


 寝てる盗賊を見ながらガリレオは、冒険者ギルドが少し騒がしく成るだろうなと内心思って居た、何故なら普通は盗賊が生かされたまま、冒険者ギルドに渡されるのは、大抵賞金額が高い生きて何とか捕まえれた者位だ。


「……本当に騒ぎに成りそうだな…………」


 ガリレオは盗賊達を回収を始めたが、何人か張り紙を見た様な気がする盗賊が居た気がしたので、ガリレオは史郎が起こす技術資金とは分かってるが、少しはおこぼれが無いかと思ってたりする。


 そして史郎は普通なら、大人が数人団体で歩ける盗賊アジトの洞窟を歩く、何か雑然に置かれた木箱やその周りに放り投げられた、エーテル魔力を媒介にする武器らしきナイフや剣が投げ捨てられてる。


 エーテル魔力の武器らしきのは、魔法を使わなくても簡単に普通の武器より強いらしいが、白鯨でラボラトリーを使ったおかげで、エーテルが減少して使えなかったのだろう。


 何かイボイボの、とある棒が落ちてたが見なかった事にした、材質は木製や陶器製やプラスチック的なのと言っとこう、まあマッサージ道具にはまったく見えないな、何か汚そうだし。


 出入口は盗賊達が寝て、少し狭く臭かったが………まあこの先には居ないし、のんびりと進み二又の道を直感で進んで行く、一応変身は解き見た目見た事の無い服装の、地味な人間にしか見えないだろう………普通のズボンと服姿だし、それに防具とかファンタジー装備持って無いから、欲しいなファンタジー装備とか。


 そんな無い物ねだりしても仕方ないから、先に進み行くと広い広場に出た。


「真っ直ぐ進んだが、何故に悪党が牢屋を作ってるのかね?」


 何故か私を見て怯える女性達と、中性的な顔をした男女の二つに区分された鉄格子が、岩肌に嵌まっただけの簡易的な牢屋てよりおりだな。


「次は僕らがお尻を…………」

「まだ私死にたくない…………」

「私は好きな人に、初めてを捧げたかった…………」


 何か酷いことを、私を見ながら言う被害者達………私は盗賊ではないぞ、あんなのと一緒にされたくないな…………グッスン。

 私は心を負傷しながら、被害者達に聞いた。


「一応助けに来たのだが………、助けない方が良いのか? 君達」


 被害者達は答えない、だが一人の少女が言う。


「助かるの? 私達」

「盗賊達は、大賢者ガリレオが眠らせて、この後冒険者ギルドに身柄を引き渡すよ」


 一応嘘は言ってない、最初に盗賊達の一部をガリレオさんは眠らせてる。


「オォ~! 名高きアステネリアの大賢者様が………」


 歓喜に綻ぶ人も居れば、噂好きそうな女性が。


「噂の大賢者ガリレオ様が!?」


 だが何かガリレオさんの評価が、微妙に雲行きが怪しく成って来たな。


「あの噂のかな?」

「ああ、あの残念な噂のかもね」

「いやいや、新しい魔法を開発したとか前に聞いたぞ、魔法以外は駄目な大賢者らしいて噂だね」


 ガリレオさん、一体何をしたら色々な人に残念な噂されてるんだ?


「どんな噂かは知らないが、アステネリア王国の大賢者のガリレオです」


 一応喜ぶ者や、ガリレオさんの評価をこそこそ此方を見ながら、内緒話の様に言う女性陣…………本当ガリレオさん、一般にどんな噂されてるんだよ。

 因みに今居る森は、アステネリア王国内だが何故にアステネリア国内の、ウィールデン内の方が治安の方で、優秀なんだろうな。


 風魔法を制御し、鍵を壊すのが面倒だったから鉄格子を破壊し、三部屋在る内の一部屋には廃人の様に成った女性が、臭い汁をぶっかけれてたが水魔法で巨大な水を生成し、火魔法でぬるま湯を沸かして汚いのを流した、助けた一部の人に木箱に入ってた何故かメイド服や、某ボンテージらしきのが入ってたけど…………、アブノーマルな変態趣味だったのが居たのかね?


 何か競馬の騎手が使う、競馬用の鞭やあの冒険とか某女王様が使う、長い鞭が入ってるよ………まあ、趣味は人各々(それぞれ)だよね…………。

 しかも盗品らしく、新品だったが誰も手にはしなかった、メイド服の方がマシと女性達は着たようだが、女性達に手伝って貰い怪我を癒し、タオルを大量買いしたので、身体を拭いて貰いメイド服を着させてクッキーや日本の菓子パンや、ドリンク類を与えて食べるのは後にして貰い、全員を白鯨に一度避難させた。


 ちょうど何故か拠点近くを歩いてた、アンナと撫子に手伝って貰い靴を脱いで貰い、大広間で休んで貰うがアンナと撫子には、面倒を見て貰う。


「皆さんは、暫く此処で休んで下さいね」

「・・・・・・・・・」

「・・・・?」


 何故か唖然としてる人々、まあ和風の家が初めての体験何だろう、撫子に服や風呂の面倒を任せた、まだ一人助けて無いので、再び戻り先にお宝の部屋に向かい、金貨の入った麻袋や宝石や宝石をあしらった杖らしき物や、剣や何故か王冠等を回収した。


 被害者達の荷物らしき物や、盗賊の盗品らしき絵画や何処かの国に行く予定だったらしい、木箱とかも回収した…………魔法か何かで、盗品を運んでたり一時中継点としてアジトが使われてたのだろうか?


 私は二又の通路の左に向かい、途中の広い場所で血の様な匂いが漂う場所を足早に過ぎる、何か血痕らしきのが視界の端に見えた気がしたからだ。


「微妙に小腹が空いたな…………」


 生きてれば腹は減る、そう仕方ないからお徳用バームクーヘンと、炭酸乳飲料を少し飲み食いをし腹を満たした。


 そして向かった先には一人の女性、いや…………可愛らしい銀髪の美少女が手首を鎖に繋がれ、吊るされた状態で居た。


「可愛らしい女の子だな、何故に一人だけ違う場所に居るか分からないが、さっさと助けよう」


 こうして私は、人生のターニングポイントを迎えるとは、まったく思ってはなかったりする。


 それでは次回に続く。


 ・シュルツ=ネッガー


 大柄な身長201cmの、金髪に近いブラウン短髪角刈りヘアの、ダンディなイケメンの屈強な戦士風筋肉上半身、逆三角形で筋肉隆々姿をした退役軍人設定。


 キャラクターの変身時の、イメージ構成の影響により派手な武器を使う時が多い。



 ・特殊スキル


 ミサイルガード(弓等の、狙撃や弾丸が当たらない)

 マジックガード(魔法攻撃が反れる、運が悪いと当たる事もある)

 屈強な精神(精神攻撃無効、毒や麻痺以外状態異常無効化)

 ソルジャーヒーロー(無意識に敵を引き寄せる、隠れた敵も引き寄せる、人質無効化)

 プレッシャー(敵意の強い相手を、気迫のプレッシャーで怯ませる)


 何故か初戦発動しなかった。


 歴戦の戦士(自分よりも、弱い相手の戦意を削ぐプレッシャーを放つ)


 何故か初戦発動しなかった。

 

 異世界聖女の聖水

 実際は色々精神的に苦しんで、|深淵の混沌より魂を喰らうアビス・ヘンカーは滅びた。

 

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