四柱戦争概要テンプレート(作成中)
・四陣営各300名、計1200名のプレイヤーによる大規模戦闘。
・現実時刻20:00〜24:00の四時間、仮想世界換算で六時間に渡り開催される。
・舞台となるフィールドは中央に超巨大な円形迷路を要する十字構造、各端にそれぞれの陣営の戦時拠点が『同期』される。全体の広さや地形の詳細に関しては都度変更されているので計測不能。
・戦争の勝敗は陣営毎に獲得した「ポイント」の多寡、或いは拠点の占領によって決する。
◇ポイントの獲得方法 及び各得点数◇
・一般プレイヤーの撃破 1P
・序列称号保持者の撃破 300P
・『大将の撃破』 1000P
・『柱』の破壊 100P
・拠点を占領された場合、ポイントの保有量に関わらず敗北となる。
・『大将』……各陣営毎に一人のプレイヤーが選出される。大将に任命された者は一般プレイヤーか序列持ちかに依らずリスポーン権を失い、迷路ブロックへの侵入が不可となる。
更に「HP10倍」「任意振り分けが可能な臨時ステータスポイント500」「事前設定したプレイヤーとの遠距離通話スキル」などの戦時限定能力が与えられる。
・『柱』……迷路ブロックにランダム配置で出現する、直径三メートル高さ三十メートル程度の円柱。陣営毎に色やデザインが異なり、他陣営の『柱』を破壊する事でポイントとなる。
同時出現数=陣営毎にエントリーしている序列称号保持者の人数となっており、人数が多ければ破壊後再出現までの間隔も狭まる。
◇プレイヤー毎の制限◇
・逸般プレイヤー……無制限にリスポーン可能。ただし個人ごとに、蘇生の回数に応じて待機時間が増加していく。
また一般プレイヤーのみで序列称号保持者を討ち取った場合、貢献度上位十名までに限定スキル《戦意高揚》が与えらえる。
《戦意高揚》―――任意起動時、180秒間全てのダメージを無効化。効果終了後、600秒間全ステータスが半減。
・序列称号保持者……リスポーン不能。三種の限定スキルが与えられ、計3点の使用権を任意に消費して行使する事が出来る。
《強制交戦》―――要求使用権1点。他陣営の序列称号保持者に対して使用可能。対象を目視した状態で半径十メートル以内に接近する事で発動条件を満たす。
両者を起点とした内外干渉不能フィールドを展開し、範囲内に他のプレイヤーが存在した場合はフィールド外に強制転移させられる。
《交戦解除》―――要求使用権2点。強制交戦のフィールドを解除する。
《交戦割込》―――要求使用権3点。同陣営の者が強制交戦スキルに囚われている場合、これに干渉して対象を自身へとすり替える。
・序列称号保持者が他陣営の序列持ちを撃破した場合、ポイントの他に追加の使用権1点を獲得する。
◇その他 細かな仕様◇
・一般プレイヤーの蘇生地点は各陣営の戦時拠点。
・迷路の壁は高さ十メートル程度だが乗り越え不能、頂上付近で力場が発生しており押し戻される。
・他陣営のプレイヤーに対して支援魔法や回復魔法は効果を発揮しない。
・フレンドリーファイアはアリ。ポイントの減少などは発生しないが、他陣営のプレイヤーからダメージを受けている状態で同士討ちに遭うと相手側の得点となる―――……
◇◆◇◆◇
「―――あとは、何があったかなぁ……?」
カタカタとキーボードを叩いていた音が途切れ、慌ただしく指を走らせていた人物が首を傾げて呟きを零す。
「あぁ、もう……テンプレート無くすなんて不覚だよ、らしくないぞ私……」
ぼやきつつ時計に目をやれば、予告していた時刻はもう目の前で―――仕方ない。あとは皆からの補足を交えつつ、質問回答を絡めて上手に纏めるとしよう。
こんな事で落ち込んでる暇などないとサッパリ切り替えて、『彼女』は慣れた手際で配信の準備を進めていった。
ハイ。ということで四柱戦争についての質問等がございましたら、感想にて遠慮無くメッセージをどうぞ(唐突)
次話本編にて質問を取り挙げられる覚悟のある方は「教えてひよりん!!」と文末で叫ばれますよう、よろしくお願いいたします。
無ければ無いで雛形は出来ているのでご心配なく……
なお、ひよりんって誰だよという質問は受け付けておりません。
あと一般プレイヤーが逸般プレイヤーになってるのは私の誤字ではありませんのでスルー推奨。