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白いツバサ 低カロ執筆版  作者: 透坂雨音
五巡目、六巡目、七巡目~
102/112

空想盤エピソード 氷裏一体の研究者





 氷裏が開いた空想盤エピソードのメモのようなものです。





 何もない時間のいつか、氷裏はアイナと話をしていた。


「ふと思ったんだけどあなたって、記憶喪失になったらどんな風になるのかな」


 アスウェルについて言葉を交わした直後だったため、氷裏の眉間には不快げな皺が寄った。


「不愉快な想像をするな」

「あはは、そういう顔を見せるとやっぱりあなたは人間だなって思うよ」


 アイナと取るに足らない話を交わした氷裏は、空想盤を開いて夢想する。


 もしも自分が記憶喪失になったとしたならば……。





 空想盤エピソード 氷裏一体の研究者


 空想盤を開いた表裏。

 彼は、自らが記憶喪失の状態で、主人公達と合流したイフに思いを馳せる。


・記憶喪失時に彼等と出会えば、彼らの性格上確実に手を差し出すだろう

・氷裏にとって希歳なあは読めない存在である。どんな行動をとるか、彼にはあまり分からない。よって空想盤描写では彼女の個性が薄れる。

・勇気啓区は氷裏を警戒するが、それは関わりを絶とうとする程ではない。

・氷裏がパーティーにいる場合、高い確率でパーティーメンバーが本編とは異なり、裏切り者は彼によって抹殺される。切り捨てる必要のある人物は容赦なく切り捨てる。

・特別な執着を抱いている人物には、パーティーを離脱させないように力を尽くす。

・特別な執着を抱いている人物に、命の危機が訪れた場合、高確率でこれを防ぐ行動をとる。

・記憶喪失前にコンタクトをとっているため、漆黒の刃との協力関係がとりやすくなる。

・しかし、氷裏はエンドライン解決後の己の身の振り方を想像できないため、エピソード終了時には雑にマギクスを蝕が襲う事になる。マギクスは壊滅する。

・エンドライン解決までに氷裏が記憶を取り戻した場合、彼はこれまでの関係、結果、努力を台無しにする。


・空想盤にて氷裏は、フィセロットのイベントを想像せず、スルーする。

・この盤面が実際にあり、なおかつフィセロットのイベントに記憶喪失氷裏が関係した場合、氷裏はごく一時的に百パーセントの実力を発揮できなくなる。

・この盤面が実際にあったならば、エンドライン解決後も記憶喪失状態が継続している場合。氷裏は特別な数着を抱いている相手と職業を共にし、手を貸し続ける。

 そして、その相手の寿命が尽きた後も、転生体を探して行動するだろう。彼の精神的成長は遅く、100年程では基本的な性格はあまり変わらない。


 空想盤を閉じる前に彼は、自らの始まりに思いを馳せ、研究者になる前の事を思い出す。

 暗闇の中に閉じ込められた彼を、研究者キルトと白い髪の機会人形ストレンジャーが助け出す。

 そこから彼は、研究者としての道を歩み出したのだった。



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