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01 拾ってきた



 僕には幼馴染がいる。

 貴族の女の子で、見た目はすごくかわいい。

 だけど、時々突拍子もない事をしでかすのがマイナスだ。


「……」

「お嬢様、あれはなんですか」


 僕は幼馴染(お嬢様)の屋敷に遊びに行った際、部屋の隅におかれているそれに視線を向けた。


「拾ってきたの。魔物がうじゃうじゃいる森で」

「とても変わった物を拾ってこられたのですね」

「そう? でも、前にもこういうの拾った事あるわよ」

「あの執事は例外です。お嬢様のご両親も噛んでたんですから。ですけどこれは……」


 僕は、なんとも言えない視線で、不満げな表情をしてぶすっとしている男性に視線を向けた。


 その服はボロボロだった。


「ただの不審者では?」



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