高校生活Part3 優しさの違い。
この辺りの表現は苦労してます。
拙い表現ですが宜しくお願いします。
拓は、ゆっくり睡眠を取れたお陰か、元気いっぱいだった。
拓「お母さんおはよー。」
母「あら、拓。昨日はぐっすり眠ってたわね。」
拓「いちいち部屋を見なくて良いよ。子供じゃないんだから。」
母「親って言うのは、子供の事は心配なものよ。はい、朝食。」
母親お手製のサンドイッチが朝食に並ぶ。
拓「父さんは?」
母「拓が起きてくるころに出かけたわよ。お父さん、なんだか仕事が今忙しいって。」
拓「そうなんだ…」
拓は母親が作った卵のサンドイッチを器用に食べる。
拓「じゃあいってきます!」
母「ほら、拓、お弁当。最近ばたばたしてたでしょ。きちんと食べなさい。」
母親は心配そうに言う。
拓「ありがとう...母さん。じゃあ、行って来ます!」
日差しが綺麗に見える拓。
母親の優しさに触れられたお陰か、いつもどおりの学校の通う道も、満員電車も苦ではなかった。
拓「おはよー!」
元「おはよー・・・拓、すごい元気だな。」
元「元気って言うか、んー、上手くいえないけど。」
拓「んー、、、母さんがいつもより優しかったっていうか、なんていうか。それが嬉しくて。」
元「いいよなぁ、拓は、ウチなんか、ゲームのやり過ぎだーって言われて、俺に冷たいぜ?」
拓「あはは、、、家の母さんが言ってた。親って言うのは、子供のことが心配なんだって。」
元「そういうもんかねぇ・・・」
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴る。
先生「ここの公式がこうなって、ここを解くと。」
数学の先生の書き方は、解りにくい。それはいつもと変わらなかった。
キーンコーンカーンコーン
~放課後~
元「なんで家の親は俺に冷たいのかねぇ…」
拓「冷たい、かぁ、親に聞いてみたら?」
元「それが出来たら苦労しないって。拓もそんなこと親に聞けないだろ。」
拓「そうだね、ごめん。」
元「謝らなくていいって、それより、今日ファミリーオンラインで頑張ってもらうからな!」
拓「了解!」
昨日比べて更新頻度が、遅くなっていますが…。
手にとって、楽しんで読んでいただけたら幸いです。