表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ファミリーオンライン  作者: toto
第二章
35/37

ギルドマスターからの伝授。

佑「試験終わったよ~!上位職になれた!」


嬉しそうに佑は報告する。


元「こっちもなんとか、クリアしたぜ。」


元「4人で行動するはずだったのに。こっちの都合で悪かった。」


佑と元は転職を終えた後、親に呼ばれていた。最近ゲームの時間が長いと怒られていたのだ。


佑「まぁ・・・わかるけど、楽しいことは今しかできないよね。」


佑がたまにはいいこと言った、と思い元は苦笑する。


佑「ひどいなぁ、元、そういうキャラだっけ・・?」


元「いちいちつっかかるな(笑」


黒「お前ら本当仲良いよなぁ、うらやましいよ。高校入ってもそんな風に友達できるなんて。」


佑「うん?俺らと黒も石も、もう友達じゃ?」


黒「…。なんか調子狂うな(笑」


元「だろ?(笑」


石「あ、あのさ、楽しい話をしてるところ・・・悪いんだけど・・・黒に謝らないといけないんだ。」


黒「どうした、石、なんかあったのか?」


石は口ごもる。Reon越しに明らかに申し訳ないような感じが伝わる。


石「その、レアアイテムを失くしちゃって・・・盗られたのか、どこか落としたのかはわからないけど・・・」


黒「そっか、じゃあこれから探そうぜ。盗られたのなら盗ったやつが悪いし。そうでないなら見つかるかもだしな。石が気負うことじゃないさ。」


佑「じゃあ探しにいってみよ。」


元「そうだな、探してみないことには、わからないからな。」


石「みんな・・・ありがとう。」


みんなが優しかったことに、石は気が楽になる。


黒「『ありがとう』はまだ早いぜ?見つかってからな。」


元「んで、その物の特徴は?」


石「えっと、とにかく輝く石で、アイテムに付与すると、装備が強くなるアイテム。」


元「なるほど、じゃあとにかく光る石を探すとするか。」


石「アカデミー周辺でお店出したから・・・あるとすればそこだとおもう。」


佑「じゃあここの近くだね!」


四人は草むらを手分けして探す。


二時間後・・・


佑「ないなぁ・・・ん~、だれか探しやすい方法とか知らないかなぁ・・・?」


元「あんまり聞きたくないけど、アカデミーにもどって『あいつ』に聞いてみるか・・・」


アカデミーに4人は戻ってきた。


魔術師ギルドのマスター「あら、元、私が恋しくなって戻ってきた?」


元「そんなんじゃねえ!仲間が困ってるから来たんだよ!!っていうか相変わらず俺に対してはウザイキャラなのか・・・」


魔術師ギルドのマスター「ノンノン、これも飴と鞭よ。元。それはそうと困り事って?」


元「ああ、詳しくは聞いてなかったな。石、説明頼む。」


かくかくしかじかで、と説明する。


魔術師ギルドのマスター「なるほど、そしたらこれがいいかもね。複合魔法。佑と元なら出来るでしょ?」


元「そんなん急に出来るでしょ?っていわれてできるものじゃねーよ!」


佑「お姉さん・・・教えてください・・・!」


魔術ギルドのマスター「そんな、真っ直ぐな眼で言われたら教えるしかないじゃない。」


元「俺の言ったことは無視だったんかい・・・。」


魔術師ギルドのマスター「いい?1回しか言わないわよ?あとは練習だから。」


佑&元「はい!&りょ!」


魔術師ギルドのマスター「元・・・心がこもってない。」


元「はい・・・!これでいい?」


魔術師ギルドのマスター「まぁOKでは言う事を忠実に守ってね。」


魔術師のギルドマスターは真剣に話す。


魔術師のギルドマスター「まず複合魔法。これは二人の魔法をつまり、【cle】と【mag】の力を合わせます。これは物理的には無理です。ただ、精神的な『想い』同じことを強く思う力がうまく合わされば、発動するわよ。そのコツは自分でつかんでね。」


元「ん~司祭様と戦った時みたいな感じか同じ思いかはどうかだけど・・・あの時は無我夢中だったからな・・・。」


石が頭をさげて2人にお願いする。


佑「石、さっきもいったよ?俺たち友達だよ。気にしない。」


元「んじゃー、、、今日はこの辺にしておくか、もう午前3時くらいじゃないか?」


三人「げっ・・・仮眠しよう・・・」


魔術師のギルドマスター「ちなみに、魔法の唱える言葉は、【トゥイン】ね」


元は、はいはい。といってログアウトする。


三人「じゃあギルドマスターさん、また!」


魔術師のギルドマスター「バイバイ~!」


四人は仮眠することにした。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ