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ファミリーオンライン  作者: toto
第一章
24/37

悩みの種。(生活)

(はじめ)が今日は家に遊びに来る日だ。


拓は嬉しそうだが、そわそわしてるように『桜駅』で待っている。


『桜駅』の名前の由来は、桜の樹が多い事から、『桜駅』と命名されている。


時間は待ち合わせの時間は午前九時、今は午前九時壱〇分。拓は携帯を何度も見返してしまう。


拓「元、連絡くらいくれても良いのになぁ…」


拓は駅の中で待つ。


元が人混みの中、やってくる。


元「ごめんごめん、寝坊しちゃってさ。急いで走って来たから連絡できなかった。汗」


元は桜駅に住んでいるので、走ってこれる距離ではあるが、

寝坊とは彼らしい理由だったので、いつもの学校のスライディングを思い出して笑ってしまった。


拓「もう、笑わせないでよ。」


元「ごめんって、っていうか笑う所なのか?」


拓「それは良いとして、早く家にいこ。」


元「おう!」


拓の家まで行くのには、車が良く通るので危ない。


元「こういうところ、毎日通ってるんだな。」


拓「もう、この道も慣れたけどね。」


拓は苦笑する。


拓「ここが俺の家だよ。」


元「すげー」


家は個人まりとしてるが、掃除が行き届いていて綺麗な家だった。


拓「早く入ろ。」


元「おう。」


家に入ると、母親が出迎えてくれた。


母「元君、いらっしゃい、拓が高校でお友達が出来たって聞いてたけど。優しそうな顔立ちしてるわ。」


元「初めまして、大山(おおやま) (はじめ)といいます。ええっと、ありがとうございます。」


元は口調がたどたどしい。


拓「元、緊張しなくていいよ。」


元「おまえなぁ~」


母親は二人のやり取りを見て微笑む。


母「二人とも、本当に仲が良いのね。」


母「拓。ジュース入れておいたから、お部屋いって遊ぶんでしょう?」


拓「うん、ありがとう、母さん!」


二人は母親にお礼を言って二階に上がる。


元「拓のお母さんは優しくていいよなぁ…俺なんか兄貴と比べられてばかりでさ。」


元は寂しそうに話す。


元「俺の兄貴は何でも簡単にこなしちゃうから、なんかさー、俺も努力してるのに親から色々言われて。ゲームは兄貴もやるけど、ゲームだけは昔から負けたことが無いから、それが誇りっつーか、居場所っていうか。」


拓はこんな元をみるのは初めてだと思って声を掛ける。


拓「んー、ゲームかぁ、俺も昔からゲームはするけど、誰かと一緒にするのはゲームするのはほとんど無かったから、今がすごく楽しいよ。」


元「…」


拓「まぁだから、一緒に寝不足になったりするけどね、笑」


元「だから、多分だけど。人にも当たりっぽい口調…なのかなぁって。初めて言うけど…。」


拓「最近は元、変わってきてると思うよ?」


元「そうかなぁ。それほど自覚は無いんだよなぁ・・・。」


拓「そうだって、一緒にまだまだオンラインやってみよ?何かわかるかもよ?」


元「そう、だな。」


拓「うん!」


拓「じゃあ、パソコン起動しよっか。」


~次はパソコンの世界でのお話です。~

すこしづつ寝れたら、で。マイペースで更新していきます。


宜しくお願いします。

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