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【詩】春夏秋冬

桜吹雪

作者: 中村尚裕

花の桜は散りゆく定め

同じ散るなら眼を奪わんと

風に吹雪を踊らせる


花弁を成すは黄金比

枝を成すのも黄金比


陽に咲き狂い

姿を誇り

周りの眼と眼を奪いに奪い

いざ今こそが散り時と

刹那の美にこそ身を染める


白には非ず紅にも及ばず

ただ誇らしげに桜色

枝を飾り宙を染め上げ

そして地までを舞い落ちる


天を覆って桜色

風になびいて桜色

宙を舞い飛び桜色

地へ散り落ちなお桜色


人を狂わせ心を酔わせ

泡沫の姿を胸へと刻む


抱くは誇りか儚さか

いずれ無常を妖しく飾る

【告知】

著作者:中村尚裕

掲載サイト『小説家になろう』https://ncode.syosetu.com/n1140er/


無断転載は固く禁じます。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 声に出しながら拝読しました。二箇所、読み方で迷いました。 「白には非ず紅にも及ばず」の「紅」 「泡沫の姿を胸へと刻む」の「泡沫」 ご教示いただければ幸いです。 [一言] 幽玄の世界…
[良い点] 桜の美しさ、きれいに表現できていると思います。 すてきな詩ですね
2019/09/07 03:45 退会済み
管理
[良い点] 拝読しました。 その後、ひとくちセリフ劇場を拝読し、そしてこの桜吹雪の詩を。。。そのギャップにやられながらも、溜め息ばかり出てしまいます。 素敵です。綺麗ですねえ。情景が浮かび、真夏…
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