おまけ;用語とキャラクター紹介
すずめ
うっかり死んで、よくわからないまま転生しちゃった主人公。イケメン耐性は低いが、勇者はイケメン過ぎてなんか違うなって思ってる。召喚獣さえいればさみしくないと思っているので、一人でも平気。
Coocle
言わずと知れたあれ。神の祝福のおかげで、すずめは接続できる。
曽祖父さん
すずめのひーじいさん。生ける伝説のじじい。その伝説は今でも作られ続けている。末娘のすずめを溺愛している。召喚獣に対して愛着を持ってはいるが、戦わせることは平気。
ぷち☆創造召喚
すずめが編み出した、愛でられる以外になにもできない召還獣を召喚する魔法。言葉自体は、本文には出てこなかった。
召喚獣
通常の召喚獣。この世界の魔獣を模した姿をしている。元々の魔獣の10%~80%ほどの力を出せるが、それは術者次第。元が弱い魔獣ほど、その能力を引き出しやすい。
創造召喚獣
天才であり、すずめの曽祖父でもあるひーじいさんが編み出した、妄想したものを召喚する魔法。あまり見かけることのないドラゴンとか、伝説上の獣を妄想で補って無理やり形にするので、妄想力が大事らしい。(ひーじいさん談)
ぼっち(魔王;レアラルート・ナントカ・カントカ)
魔王という、魔族の一つ上の種族。エルフとハイエルフみたいな感じ。(勇者にとっての)ヒロインのひとり。前魔王の何十人もいる孫のうちの一人。放浪癖があり、基本的には魔王城にはいない。
ハーレム君(帝国勇者クルス)
帝国の召喚・転生勇者、故にチート。ハーレム属性。この世界の人々に請われて了承し、魂を召喚されて今の体に転生した。今の暮らしに満足している。勇者は一度召喚(転生)されると100年は召喚できないので、帝国勇者とは呼ばれているが勇者はクルスだけ。人間同士の戦争には参加してはいけない(攻撃を受けた場合は別)。この勇者転生の儀は大国の王とごく一部の人々しか知らない機密。
勇者のパーティーのみなさま
ロリ(ババア)から魔王まで勇者を取り合っているようでみんな仲良しさん。勇者の地雷なので、踏むともれなくひどい目に合う。
魔王軍
魔王はお飾りであり、幹部たちは魔王が別にどこに行っていようが気にしないスタンス。ただし、魔王は魔王の役目(嫌われ役・勇者との戦闘)だけはやれって考え。魔王が死んだら死んだで100年くらいちょっと大人しくしておいて、その間に魔王候補探しをすればオールオッケー!な、みなさん。魔王幹部はここ数百年変わっていないが、魔王は2回も変わっている。そういうこと。
帝王軍
勇者パーティーも所属する帝国の軍隊。勇者が強く、魔王を倒せるぞー!と士気は高い。ただし帝王軍は魔王討伐に参加しないし、勇者は人どうしの戦争には参加しない。どれくらい勇者が戦争に参加しないかというと、勇者パーティーが戦場を歩いていたら、どんなに激戦であろうが、両軍は道を開けなければならないという決まりがあるくらい参加しない。(ここでうっかり勇者を攻撃してしまうと、その軍は壊滅することになる。)
レミリシアン家のみなさん
幼いころにすずめに助けられた姉だけは、すずめが創造召喚を使えることを知っている。両親やら兄やらは全く知らず、戦えないすずめはただのいらない子供だと思っている。(母は心配してもいるが、それを言葉にすると全方位から攻撃されるから黙ってる。)
最初に考えてたプロット
1 すずめの店によく来店するぼっち魔王(この時点で性別は不明)。
2 常連の帝国勇者が数ヶ月居なかったと思ったらなんか一人で来て、魔王が倒せなかったから勇者パーティーに入ってくれという。
3 「どうしても、君でなければならないんだ。だって君は――」(この時点で、すずめは理由を知って、でも読者には秘密。)
4 勇者パーティーと旅をするが、ここは割愛。
5 勇者対魔王(ここで、魔王は討伐される)勇者の光魔法でどかーん!!!
6 後日、なぜか、すずめの店にいる魔王。
7 ネタばらし。
実は、魔王はすずめの曽祖父さんの所に匿われていた。
実は、勇者は魔王に一目惚れしていて、倒したくなかった。
実は、すずめの店で勇者と魔王、あと曽祖父さんとすずめで作戦を立てていた。
実は、倒された魔法は、すずめの召喚獣だった。
で、勇者のハーレムに、一人の魔族が加わりましたとさ。
めでたしめでたし。




