表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
テモンとナッスガ  作者: 宇宙猫
転校生がやってきた
6/101

第1話 遅刻野郎おしるこ



 9時か……寝坊しちまった……まさかの転校初日から遅刻とはな!


 だが俺は慌てない。慌てようが慌てまいが遅刻という事実を覆す事はできないし、慌てて反省している体を見せようが怒られることに変わりはないのだ。


 1分遅刻しようが1時間遅刻しようが遅刻は遅刻。


 遅刻しなかったという状態に持っていくことが不可能だと確定した場合、むしろ堂々とすることにより心に余裕を保たせる。このことが遅刻による罪悪感を薄めることに繋がるのだ。


 また慌てた結果、交通事故にでも遭って死んでしまったら元も子もないではないか。


 死ぬことと遅刻することの2択ならば誰しもが遅刻を選ぶであろう事は明白。


 まあ遅刻するよりかは遅刻しない方がいいだろうが、そういうことを学んでいくのも学校ならではだしな。


 そんなこんな言っているうちにようやく学校が見えたぜ。


 ギリギリ自転車通学を考える距離だったから、いい機会だし後で学校に許可証貰って帰りにママチャリ買いに行こうっと!





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ