表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
テモンとナッスガ  作者: 宇宙猫
プロローグ
4/101

第0話 Lastお姉さん



 私はあの後、荷物を実家に送り住民票を移してから日本中を旅した。


 そして思ったのだ。モンスタークレーマー多すぎだと。


 旅を終え実家に戻った私は直ぐに起業しクレーマー対策専門の会社を立ち上げた。


 そう、私の短気はビジネスになるのだ。


 企業や学校とタイアップしモンスタークレーマー(ペアレンツ)のヘイトを私の会社に集中させ連中の逆ギレを私+役員集団(全員短気)の逆々ギレによって沈静化させるのが主な業務内容だ。


 企業や学校は万々歳で私+役員集団はハイになれるしお金も貰える。みんなHAPPYでまさにwinwinの関係ってやつだ。


 まあクレーマーとペアレンツはwinじゃないけどな。


 逆々ギレが効果テキメンなのか年々モンスター連中は激減していき私はわずか10年でクレーマー対策の人間国宝となった。


 これも少年のおかげかもしれない。


 少年はもうこの世界にはいないが私は少年との出来事を昨日のことのように思い出す。


 あんな変な出来事は私の人生史において死ぬまで起こらないだろう。



「ああ…そういえば少年。私、少年の名前知ってるんだぜ? ニュースでみたからな! 善哉おしるこ……フフッ変な名前」



 悪いな少年! やっぱり笑っちまうぜ!!





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ