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第1話 ケンブと藤堂とおしるこ
3人目はケンブだった
「藤堂さん」
「ケンブ! 来てくれて嬉しいよ」
「はい」
「ちょっと待った!」
「善哉くん……またかい」
「おしることやら! よもや先程と同じ事を言うのではあるま」
「こっちに来いケンブ! 俺と一緒に最高にホットでエキサイティングな高校生活を実現しようぜ!」
まさかの三回目である
「貴様っ!!!」
「善哉くん……」
「こっちに来い! ケンブ! お前の為だ!」
「何を抜かすか! 誰が貴様の下へなど行くものか! 恥を知れ!」
「そいつは残念」
またしてもおしるこの返事を待たずして怒りを抑えきれないケンブは藤堂の下に向かったのである。
その後の流れは一方的で、おしるこが三羽烏を怒らせた事により同じ言葉を繰り返し続けるおしるこの下には誰も移動しなかったのである。
そして残る者はまこと只1人となったのだった。




