表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/8

3


‥幽霊って、便利だなぁ。


建物とかすり抜けるし、高い所から飛び降りても平気だし。

何より、どんだけ動いても疲れないし。


(いや、本当に便利だなぁ‥。後ろさえ見なければ‥。)


後ろからは、さっきのジャージ姿の男が鎌を振り回しながら、追いかけて来る。



──だいたい1時間前──


曖昧な返事の後、男はいきなり鎌を振り上げた。


‥俺に向かって。


「んじゃ、さっさと終わらせて飲みに行くか。」


「終わらせるってなにを?」


身構えながら質問する。


「お前をあっちの世界‥死後の世界に送ることだよ。」


「あんた、一体何なんだ?」


さらに、質問する。


「あー?見りゃ分かるだろ、死神だよ。」


「‥はぁ?しっ、死神?」


えーと、死神ってアレだよな。

大きな鎌持っていて‥‥うん、それは持ってるな。

服装がもっとこう‥

‥って、イメージ違い過ぎる!

いろいろ衝撃なんですけど!?


「もうそろそろいいか?さっさと帰りた‥って、待て!!」


俺は、逃げた。死神から。


まぁ、当然追いかけて来る訳で。現在、絶賛逃亡中だったりする。



‥‥長くは続かなかったけど。








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ