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21✦✦拾い隊の傍観者


「”駒”からの連絡で念のため来てみりゃァ……面白いものが見れましたねェ」


ひょっこりと、ベレー帽の少年が林から顔を出した。

学術師エリヤだ。


「さすがに一介のメイドが、川で石英砂を採取なんて……ネ。エメリーだの黄鉄鉱だのも言ってたけどサ」


川沿いを歩きつつ、シアナ達が採取した後にこぼれたらしい石や砂を丹念に拾う。


「……彼女は知らないんだろうけれど、『この世界』じゃありえないことなんだよネ」


薄氷色の瞳が、去ってゆく一行をじっと見守る。


「あの派手なお顔のお嬢サンが、自らひきたてた……って言ってたっけナ。セラヴェル家のシアナメイド長……」


普段は隠れている左目が、長い前髪の隙間から冷ややかに光る。


「……やっぱり調べた方が、良さそうだネ」


敵になるやら、味方になるやら……、とエリヤは首を振りながら、鼻歌を歌いつつ、歩き去っていった。


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