アマラスのいない未来
「でもオルゴー。1番あいつが、アマラスが死んで困るのはあなただろう?だから」
「・・・いずれこうなることはわかっていた。ただ急すぎて少し涙は出てしまったけど。アルゴーを相手とる時点で私とアマラスの死は確定していたのよ。私はこうしてアマラスのおかげで無様にも生き残っただけ」
オルゴーは俺に言うと俺は
「なぁ。少しあんたらの話を聞かせてくれないか?俺はアルゴーがなぜこんな俺のことを狙うかよくわからないんだ」
「・・・そうね。アマラスはもういないのだから話した方がいいわね。私とアマラス、アルデルトとアルデルトの嫁さんで昔はパーティーを組んでいたの。パーティー名はトワ。永遠に仲良くしていようねということでトワにした。そしてアルデルトとアルデルトの嫁さんが結婚する際に2人はパーティーから離れて私とアマラスだけでしばらく冒険者活動をしていたの。そしてある日、依頼を終え帰る途中で話しかけてきた奴がいた。それが」
「それがアルゴーなのか?」
俺はオルゴーの言葉を遮って言うとオルゴーは頷く。
「勇者パーティーにはいらないか?と誘われてね。私とアマラスは無論断ったわ。私達はもう2人パーティーで冒険者をすると決めていたから。それで何度も勧誘されていて何度も断っていたある日あいつから依頼を受けたの。これを解決してくれるならもう勧誘は諦めると」
そんな話俺がパーティーにいた時は聞いたことないんだが
「で当日、私とアマラスは別れて行動したんだけど私はアルゴーにはめられてこのありさま。アマラスが気づいてくれなかったら死んでいたわ」
オルゴーは自分の身体のありさまを俺に言う。たしかに誰かにはめられたとは言っていた気はするがまさかアルゴーだったとはな。
「ここからはアマラスが調べたことなんだがやつは私が欲しかったんじゃなく私のスキルが欲しかったんだ。未来を見るスキルが」
「スキルが欲しい?何のために?スキルは1人1つしか扱えないはずだ」
俺はオルゴーに言うとオルゴーは
「さあな。それは私にもわからん。・・・アマラスは多分死んだんだ。しばらくは拠点にいてくれないか。私を残したってことはアマラスは私にまだ何かをしろということで残したと思うからね」
「そうか。わかった。アマラスに守ってもらったこの命、有意義につかわせてもらう」
俺はオルゴーに言うとオルゴーは
「あとこの拠点はお前の好きにしていいよ。アマラスがお前を残した今私は今こんな状態だし助言者という立ち位置でこの拠点にいることにするよ。今日からここはアキト。お前がおさめる拠点だ」
オルゴーは俺に言い、それを聞いて正直俺は驚いた。




