メイグVSアキト
「拙者のスキルは面倒でなぁ!こうやって無意味に見えるような攻撃を当て続けることで拙者の武器の威力は上がるんだ。だからこの行為には意味があるんだ!わかるか?」
なんと。こいつの、メイグのスキルはそういうスキルか。ならこのまま受けとめつづけるのは
「安心しろそこの人!私の武器はどんなことがあろうとも折れないし砕けもしない!だからすきにやるといい!」
壁に倒れ込んでいる冒険者は俺に言うと俺はメイグの剣をはらいのける。
「!」
「おおぉお!」
俺ははらいのけたあとメイグに斬りかかりメイグの片腕に浅かったが切り傷をいれる。
「き、きさまぁぁぁぁぁ!アキト!拙者に傷をいれるなど。貴様如き荷物もち風情で1人じゃまともに戦えないくそやろうがぁ!」
メイグは怒りのままに俺に斬りかかる。俺はメイグの攻撃を避けまたメイグに切り傷をつける。
「ぐっうう!」
「メイグ。あんた、こんなに弱かったんだな。俺がいらないとか俺の身体能力強化のスキルがなきゃいつも通りに戦えないんじゃないのか?え?」
俺はメイグに言うとメイグは
「黙れ黙れ黙れ!拙者は!拙者は貴様のスキルなんざなくても!」
メイグは何度も俺に斬りかかるが全然当たらない。
「う!くそ!なぜあたらん!拙者は強いんだ!あの魔王の手下の1人デスタをこの手で」
「そのデスタとかいう奴はどれかは知らないけど全部俺がパーティーにいたからこそ倒せたんじゃないか?」
俺が何度もメイグの体を斬りつけながら言うとメイグは
「貴様こそ!そこのやつから武器をもらって初めて戦えているくせに!拙者に偉そうにするんじゃねぇ!」
メイグは俺に何度も斬りかかり俺は何度も攻撃をよけつづけていたがくさっても、弱くてもメイグは剣士、戦いの経験があまりない俺は割とすぐに体力的にきつくなってきた。
思わず俺が攻撃した際に剣を握る力が弱かったのか斬りに行った後にそのまま剣を地面に投げてしまう。
「しまった!」
「ふ、ふふふ。さっきまでの威勢はどこにいったんだ?自分の武器を投げつけて。やはり貴様は愚かだったようだなぁ!」
俺はメイグの攻撃を避けようとしたが足にガタが来ていたのかこけてしまい流石にやばい!と思った。
「死ねぃ!」
「ぐ!」
やばい!これはマジで死ぬ!
そう思って目を閉じた時俺の隣に急にぼとん!と何か落ちた音が聞こえた。
「わしが来るまでよく耐えた。褒めてやるぞアキト」
俺が目を開けるとそこにいたのはアマラスだった。




