シロナのスキル
くそ!見えないんじゃや辛いしそれにマスギの固定も触れなければ使えない。どうすれば
「アキト。私が索敵をすれば良いんじゃないの?そうすれば相手が透明だろうと敵の位置はわかるわよ」
シロナは俺に言うがシロナはスキルを使えばその場で意識を失うからそこをつかれると辛い。
「けけけ!手も足も出ないのかい?何もしないなら殺しちゃうよ!」
カメヲは俺に透明になって攻撃してくる。一撃一撃はそこまで重くはないが地味にダメージがつのっていく。
「ほんと、しゃらくさいわ!」
俺は殴られたとこを殴り返すと手応えがなく、逆に反対方向から殴られる。
「うぐっ」
「けけけ!どこを狙っている?そんなんじゃ俺っちは殺せないぞ!けけけ!」
くそ!本当にこれじゃジリ貧だ。なら前のマスギみたいにやるしかないか・・・。だがもし失敗すれば、いや、やるしかない!
「シロナ!」
俺はシロナに向かって叫ぶとシロナが俺の方を向いて
「スキル強化!対象!シロナ!」
「え?な、何これ。頭の中に何か流れ込んで」
シロナが頭をおさえてフラフラしている間にカメヲは
「けけけ!あの白髪の女ふらふらしてるじゃねぇか。俺っちにそんなにやられたいのか?けけけ!」
透明な姿のままカメヲが言うと急にシロナはピン!と普通に立ちマスギに
「マスギ!私の前方に敵がいるわ!触れてちょうだい!」
「!あいよ!」
マスギはシロナの前に立ち前方に突っ込むと何かに激突し
「いで!」
「ふん。そこにいたか。腰抜けめ」
マスギはカメヲの姿が見えた瞬間にカメヲに触れカメヲを固定する。
「アキト!あの時みたくずっと固定できないから今のうちにボコボコにしてくれ!」
固定のスキルが前みたいにずっと固定できない?何故それがわかる?
「何故それがわかるとか思ってるかもしれないけどなんとなくだよ。多分3秒後にはそいつは動きだす。私がきれた瞬間に固定するからその間にはやく!」
マスギが俺に言うと俺はとりあえずカメヲにのっかって身動きがとれないようにする。
「ぐ!こんな!卑怯だぞ!1人相手に3人だなんて!」
「さっきまで威勢よくしていた奴が何を言う。とりあえずは痛めつけるな」
俺はひたすらカメヲの顔面を殴り続ける。
「おらおらおらおらぁ!さっきはようやってくれたな!その分だ!おらおらおら!」
「お、ぶ。そ、んなに痛く、なかっ、たろ!俺っち、のスキル、は、透明に、なるかわりに、攻撃力、が、著しく低下、するん、だから、よ!」
俺にボコられながらカメヲは自分のスキルの弱点を言っていた。




