アルバン一家
俺はとりあえず着替えようとするとマスギは、まぁ普通に部屋から出て行き、俺は着替えて道具とかを持ってアルバン一家の待つ外に出る。
「遅いぞアキト少年!このねぼすけめ!うちの息子はいつもわしより起きるのは早いぞ!ガハハハ!」
「それは父さんのいびきがうるさくていつも熟睡できないからです。あ、どうもはじめまして」
アルデルトの隣にいたやや細めの体をした青年が俺に喋りかける。
「あ、こちらこそ。アキト・メーグと言います」
「どうもご丁寧に。僕はスクアーロ・アルバンです。このアルデルト・アルバンの息子の1人です」
「うちは息子が2人、娘が2人いてな。今日はスクアーロともう1人の息子の3人でクエストに行く。もう1人には今クエストを選んでもらいにギルドに行っている。わしらは先に迎えにきたと言うわけだ。ガハハハ!」
アルデルトは高らかに笑いながら言う。
「4人もお前、頑張ったな奥さん」
「ガハハハ!夫婦円満だからなうちは。わしは幸せもんよ!ガハハハ。嫁さんのためにもわしは家族を守ると決めておるんよ。だから悪いがわしは息子2人を優先に守るからのう」
アルデルトは俺とマスギ、アラマスに言うとアマラスが
「安心しろ。この2人はわしが守るからのう。お前は今の生活を守ることに集中するといい」
「ガハハハ!助かる。アマラスがいれば一億人力よ!」
ガハハハと笑いながらアルデルトとスクアーロはギルドに向けて歩き、アマラスは俺にローブを渡す。
「これを着ていろ。アキト。お前はいつ刺客に狙われるかわからんしそれにアルゴーのせいでお前は王国内じゃだいぶ嫌われているからな。これで顔を隠しておけ」
「あ、ああ。お気遣いどうも」
俺はアマラスにもらったローブを着るとアルデルトとスクアーロの後を追い、ギルドにまでつくとギルドの外で待つ。アマラスとマスギは俺のことを護衛するために2人も外で待機していた。
「おーい。クエスト受けてきたぞー!」
アルデルトがアマラスとマスギに対し言う。俺は目立たないようにしているとアルデルトが
「あれ?なんでローブで隠してんだ?」
「こいつは外じゃ顔バレがすごくて顔を隠してなきゃ外を歩けないんだ?一度絡まれたのを見ているだろ?」
アマラスはアルデルトに言うとアルデルトは「あー」と頷き
「了解了解。それじゃ目的地のアーグル草原に向かうぞ!」
アルデルトに言われスクアーロともう1人のアルデルトの息子、俺たち3人はアーグル草原に向かった。