”コントゥルー”矛盾が真理という理論
私は今までアンチノミーと言う言葉を間違えて捉えていた。
てっきり、アンチノミーは矛盾が真理という意味だと思っていたのだ。
だが、友人からしたらそれとは正反対だという。
私は矛盾が真理という言葉をアンチノミーとして捉えただけに残念だ。
では矛盾が真理と主張した人はいないのか?
誰もいないのなら、私がその主張をしようと思う。
まず”矛盾が真理”この理論に名前を付けよう。矛盾と真理の英名にちなんで”コントゥルー”と名付けようか。
単純だ。別に長い説明が必要なわけでもない。
矛盾という言葉が存在する。それだけでもコントゥルーだと言えるし。
人間は考えを突き詰めていくと矛盾した概念に辿り着く。それもコントゥルーと言える。
アンチノミーでは矛盾は成立しない。私はその反対のコントゥルーを主張する。
コントゥルーでは矛盾は成立するし、真理であると説く。
友人にもっと調べてからその主張をするべきではと言われたが、生憎アンチノミーについては詳しい記述はネットにも見受けられない。調べるのに手間がかかる。なので、理論を考え付いてある程度固めた段階でそれを主張することにした。
私はこの新しく考えた概念を深めて、哲学を理解していきたいと思う。
というか、ほんとにこの理論を主張した哲学者はいないのだろうか? それだけこの理論は成り立たないのか? 私はそうとは思えないのだが……。理解しがたいというのは分かるが。