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ぼくの詩集

ねえねえ

作者: 桜井あんじ

だけどさ

ねえねえ


ほんとはみんな

さみしいんじゃないの


平気な顔で てくてくと歩く そこのおじさんも

一見リア充っぽい おにいさんも

かしこそうな 学生さんも

やさしそうな おかあさんも

デキるひとっぽい ビジネスマンさんも

みんなほんとは さみしいんじゃないの


みんなほんとはさ

かなしいんじゃないの

つらいんじゃないの

せつないんじゃないの


じょうずに仮面をかぶり

かくすけど

ときどき

ほんとのかおが のぞく

ぼくには そんなふうに見えるんだ


ねえねえ

みんな ほんとうは


何か欠けてるんじゃないの

なっとくいかないんじゃないの



あのさ

この世界がさ

楽園になればいいね


みんな ニコニコ ウフフ

豊かでしあわせで

ケンカなんかも しなくてよくて


そんなふうにする

方法が

あったらいいよね


ぼくもふくめて

ひとりのこらず

しあわせでいられる 方法が

あったらいいよねえ

ねえ

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