2 ステータスより息子です
今、ものすごく眠いです。ということで、途中寝てました。
あと、登場人物の1人称が少し変わっています。
意識が覚醒する。管理者が言っていたステータスを確認する前に俺やはらなければならないことがある。
「知らない天井だ」
ちなみに、天井はない。言ってみたかっただけだ。目の前には空が広がっている。
「……ん?ちょっと待て、何だこの声は!?」
声がおかしい。俺の声が、綺麗なソプラノボイスになっている。それに、驚いて体を起こすと視界の端には白銀の糸が見えた。
「……どうなってるんだ、俺の体は」
俺はついさっきまでは、ステータスを確認しようと考えてた。だがその前に確認することができた。あれがあるかだ。そう、あれだ。俺が転生する前にはあったはずの息子だ。
あそこを触ってみる……。あれ?おかしいな息子がいない。どこですか、俺の息子は。家出しないで戻っておいでー。それに、息子を確認しようとした時に二の腕が何か柔らかいものに触れた。あれ?俺太ってなかったんだけどな。おかしいな。
……いや、現実逃避せずに言おう。息子はいなくなっていたし、俺の二の腕にあたったのは胸だ。そう、胸、おっぱいだ。ただ、そこそこ大きいとは思う。ちっぱいではない。しかし、俺は女性の胸のサイズについての知識は殆ど無いのでこれが大きい方なのかは判断できない。
「マジか、どうすんだよこれ……」
俺はため息をつく。これで俺は童貞を一生卒業できなくなった。あの、管理者め。あいつの息子もなくなってしまえ!
まぁ、あいつには後で復讐するとして、近くに水辺ないかな。俺の容姿が今どんな感じが見てみたい。
俺は周りお見渡す。すると、今まで気が付かなかったが俺が目を覚ましたのは、森の中の開けた場所にある湖のほとりだったようだ。
俺は、湖に近づき水面を覗き見る。そこに映ったのは美少女でした。はい、美少女です。さらさらの銀糸のような髪に、紅と琥珀色のオッドアイ。そして、透き通るような白い肌。こんな娘が歩いでいたら思わず振り向いてしまうだろう。話しかける勇気はないがな。
あと、今更だけど今着ている服は学ランだった。そう、なぜか学ラン。意味がわからん。しかも、前世の俺に合わせてあるのか今の俺にはかなり大きかった。
あっ、ちなみに前世の俺は180cmと身長はあった。それに、祖父が古武術の道場をやっていて俺も祖父から習っていた。そのおかげで、そこそこ筋肉もあった。
閑話休題
服の中を見る――までもなく、下着は女物だとわかった。そう、なぜか下着だけ女性用のものだったのだ。まぁ、これは仕方ないだろう。しかし、何かを失った気がする。いや、もう息子を失っていたか。
「なんで、下着だけ女性用の下着なんだよ。てか、学ランが大きくて動きづらいわ」
俺はまたため息をつく。森の中に美少女が1人、男に襲われたらどうするんだよ。
「はぁ、これからどうするかな。とりあえず、どこか人のいるところを探すか?」
俺は森の中へ入っていった。
◆◆◆
「はぁ、はぁ、はぁ」
俺は絶賛逃走中である。後ろから腕が6本もある熊が追いかけてくるのだ。目がものすごく血走っており、かなり怖い。正直泣きそうだ。あれ?視界が歪んで目に汗が……。前世、途中だったアニメの続きってどうなったのかな。あの頃に戻りたい。
「はぁ、はぁ、うわっ!」
余計なことを考えていたせいか、木の根に足を引っ掛け転んでしまった。振り向くと熊もどきがゆっくりと歩いてくる。表情はわからないはずなのに、嘲笑われているような気がする。お前はもう逃げられない、と目で言われているような感じがする。
俺の2度目の人生はここまでか。転生してから一日もたってないよ。|そんなことを考えているうち《現実逃避をしている間》に熊もどきは目の前まで来ていた。そして、熊もどきは俺の前に立つと6本ある腕のうちの1本を振り上げる。
終わったな。俺は恐怖で目固く瞑る。
「グオォォォ――」
「へ?」
目を開けるとそこに腕を一本失った熊もどきと、斧――バトルアックスっていうのかな?――を構えたおっさんがいた。ガチムチである。
ありがとうございました。
次の更新は明日か明後日です。




