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別荘地1

【別荘地1】異常発生2日目


『苅屋さん。こうなると、そこらじゅうに怪物がうろついていると思わざるを得ない。僕は銃を取りにもどりたいんだが、つきあってくれないか』


 俺たちは2台の車で市河さんの別荘に向かった。

 レオが市河さんの車に乗り込んだのは解せない。


 5分ほどで別荘に到着した。

 なかなか豪奢な別荘だった。



 市河さんは前述の通り、クレー射撃が趣味である。

 若いときには国体出場の経験もあるという。


 付近の町に全国的に有名な射撃場がある。

 仕事を引退してからはこの別荘を本拠地にしているらしい。

 建物は新築で、越してきてからまだ一ヶ月ほどだという。


 彼は、クレー射撃用の散弾銃と弾薬、

 そしてライフル銃と弾丸を取り出した。



『クレー射撃用の弾は威力が弱い。できれば、スラッグ銃がほしいところだが、持っていない。鹿用の000B(6粒)は一箱しかないが、もっとあればなあ』


 クレー射撃で使う弾は7号半という直径2.4ミリの散弾が300粒くらい入ったものか、9号という直径2ミリの散弾が480粒くらい入ったもの。


 人間相手なら殺傷能力はある。

 だが、ゴブリン相手だとどうだろう。


 映画やゲームでは顔が吹っ飛んだりするのだが、

 ショットガンは、実際はそれほどの威力はない。


 至近距離ならば、問題ないかもしれない。

 しかし、少し離れるとどうか。


 まともにあたっても仕留めきれないかもしれない。

 そうなると、逆上する危険がある。

 手負いの獣は非常に怖い。

 確実に仕留める弾が欲しい。


 より強い敵には、鹿やイノシシ打ち用の

 バックショットと言われる大粒の実包を使う。


 NO.000BUCKと呼ばれる弾だと、

 約9mmの弾丸が6粒入っている。

 これがバックショット弾の中で最大の威力の弾丸だ。


 これ以上の威力の弾丸にはスラッグ弾やサボット弾がある。

 しかし、専用の散弾銃が必要だ。



 ライフルはC社製のボルトアクション。

 カーボンが使われており、重さは3kg程度と軽量。


 弾丸は.300 WSマグナム弾を使用。弾倉は3発。

 .300ウィンチェスター・ショート・マグナム。

 実包の全長は 72.64 mm、薬きょうの長さは 53.34 mm、

 弾頭径は.308インチ (7.62 mm)、30口径だ。


 マズルブレーキがついており、衝撃が少ない。

 スコープは3~24倍までカバーする。



『それとね、内緒なんだが』


 といいながら市河さんはあるものを取り出した。


『ライフル用のサプレッサーだよ。違法なんだけどね。そんなこと言ってられんよね』


『ああ、発射音で敵が気づきますからね』



『ところで、市河さん、カールコードお持ちじゃないですか。クロスボウにつけたいんですが』


『ああ、カールコード・ストラップがあるよ。かなり頑丈なやつが』


『助かります』


 クロスボウの根本にはリングがついており、

 そこにカールコードをくくりつけて一方をベルトにはめた。





 さて、銃をバッグに入れて戻ろうとすると、


『(たけし、てきふたつ。2じのほうこう)』


『市河さん、怪物が付近をうろついているようです』


『どこにいるのかな』


『北東方面、100mぐらい離れていますかね』


『よし、それじゃ試し打ちしてみようか。梨香は倉庫に隠れていなさい』


『レオ、梨香ちゃんを守ってあげて』


『にゃ』


『レオちゃん、ありがとね』



 俺たちは外に出た。

 肉眼でも魔物をとらえられる。ゴブリンだ。

 2体いる。


『苅屋さん、右を頼むよ。カウントするから一斉に撃とう』


 俺はターゲティングした。


『いつでもいいですよ』


『よし。3,2,1,0』


『『バシュッ』』


 ライフル銃もクロスボウも一発でしとめた。

 生まれて初めて生でライフルが発射されるのを見たが、

 市河さんは構えからして堂にいっている。



『苅屋さん、頭の中でレベルアップとか鳴り響いたんだが』


『ああ、市河さん。“チェック”してみてください』


『チェック?』


  名前 市河隆一 いちかわりゅういち

  年齢 65歳

  出身 大和国

  種族 人間

  特記 身体強化L1 射撃L6


『おお、視界の上に文字が浮かんだぞ。身体強化L1?』


『市河さん、怪物をやっつけると俺たちのステータスが上がるみたいです。特記事項に注目してください』


『なんだって、身体能力を1割以上アップさせる?』


『注意すると、説明もしてくれるようですね』


『うーむ、ファンタジーというかゲームの世界みたいだな』


『ああ、ゲームの世界ですか。その通りですね。そう考えると腑に落ちます』


『順応が早いね』


『わけがわからん世界になってますからね』


『射撃はL6だってさ』


『凄いですね。国体経験のおありの市河さんの腕でL6ということは、その辺りがトップレベルなんでしょうね』


『こうして自分の能力が数字で現されるのは便利だな』


 俺は市河さんの言葉に頷きながら、

 自分の身体強化L10というのが

 とんでもないレベルであることに気づいた。



 ※登場する武器のおおよその威力


  通常のクロスボウ        威力 70前後

  最強クラスクロスボウ      威力 300

  警察のリボルバー拳銃 38口径 威力 250

  9x9mm           威力 480

  M1911 45口径      威力 520

  .44マグナム          威力1040

  ショットガン バックショット  威力200*6粒

  ライフル WSマグナム弾    威力4800

  苅屋クロスボウ 光矢      威力2000



ブックマーク、ポイント、感想、大変ありがとうございます。

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