N警察署2
【N警察署2】
『苅屋さん、レベルアップしたよ』
『おお、あめでとうございます。ホブゴブリンは思ったよりも得点が高いということですか?』
『ああ。僕はレベル4になってから、多分470体程度のゴブリンを排除した。それから、ホブゴブリンが3体。仮に640体のゴブリンでレベル5になるんなら、最低でもホブゴブリンは60点程度、最高でも80点程度ということになる』
『あとで、西田さんにもやってもらいましょう。確か、レベル4になってから300体程度のゴブリンを討伐してます』
俺たちは屋内をうろつく残りの怪物を排除し、
それから武器庫、弾丸庫、押収物保管庫を探した。
それぞれ鍵がかかっていたが、中村さんにより解錠された。
鍵自体は簡単な構造だったようだ。
武器は.38sp弾使用5連発のリボルバーあった。
拳銃を使用する局面は少ないと思われるが、
無いよりあったほうがいいので、
いくつか持っていくことにした。
防具は、ポリカ盾と耐刃防護服を多数ゲットした。
押収物保管庫は、猟銃とライフルが一丁ずつあった。
さほど優秀な銃ではないが、もっていくことにする。
むしろ、ライフルの弾の補充ができたのが収穫だった。
猟銃の弾は鳥用のもので、
魔物には近距離でないと効果がない。
まあ、練習用にはいいかもしれない。
クロスボウもいくつかあった。
全国的にクロスボウの規制が厳しくなり、
自主的に警察に持ってきたのか、
或いは押収されたのかはわからない。
『おや、すごそうなのがあるね。西田さんが喜びそうだ』
確かに、いかにも性能の良さそうなクロスボウがあった。
これは、西田さんにみてもらおう。
ということで、クロスボウと矢も持っていくことにした。
矢は消耗品で、なるべく再利用してる。
しかし、そのうちどこかへ飛んでいってしまったり、
矢が歪んだりして数を減らしていく。
使い回しができるのならそれにこしたことはない。
『おお、凄いクロスボウを持ってきたな。これは、テン○イント社ニ○ロという製品で、クロスボウでは最強クラスや』
『西田さん、すごそうですね』
『うん。私が持ってきたものよりも倍ぐらいの威力が出る。つまり、通常のクロスボウの4倍の威力、警察の拳銃と同程度威力やね。ただし、装填するのに早くても10秒前後かかるんやけどね』
装填するのに、取手をグルグル回して
弦を引っ張る必要がある。
近距離では使いにくいが、中距離ならば良さそうな武器だ。
クロスボウは無音だしな。
『西田さん、身体強化レベル4になってからどのくらいゴブリンを討伐しましたか』
『294体のはず。ホブゴブリンはゼロや』
『実は、市河さんがレベル5になりまして。で、ホブゴブリン1体でゴブリン60~80ぐらいじゃないかと』
『仮にレベル5になるのに640体のゴブリン討伐が必要やとすると、私の場合はあと346p。ホブゴブリン5~6体でレベル5になるということか』
『そうですね。やってみましょうか』
『ぜひとも、お願いするよ』
ということで、付近のホブゴブリンを討伐していった。
ホブゴブリンは、各建物に一体しかいない。
多分、縄張りとしているんだろう。
だから、討伐は楽だった。
こちらはある程度の位置を把握できるし、
慎重に近づけば、ある程度までは気づかれない。
『よし、レベルアップしたぞ』
『6体目ですか。ホブゴブリン1体で60ポイントというところですかね』
『その辺りの数字だね』
『なあ、駐車場を見てご覧よ』
『ああ、多数の警察車両がありますね』
『良さげなのが並んでるな』
『金網で覆われてるやつですか』
『囚人護送車ですね』
『あの奥にあるの、ウ○モグじゃないか?』
『ベ○ツのウ○モグを警察車両に改造したやつやね』
『こんな田舎によくありましたね。しかも、4ドアのダブルキャンプ型。6人ぐらいなら乗れますね』
『何か特殊な任務についていたのかな』
『持って帰ろうよ』
俺たちは、鍵を探して護送車とウ○モグを
拠点に持って帰った。
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