レベル上げに奮闘する
【レベル上げに奮闘する】異常発生3週間後
『じゃあ、どうしましょうか。俺は弓隊ということで蒼井さんと北宮さん、梨香をつれていきましょうか。市河さんは西田さん、三田さん、中村さんで銃チームでいかがですか』
『ああ、今回は練習ということでそうしようか。多分、弓は当面のメイン・ウェッポンになりそうだから、僕もクロスボウをもっていくよ』
『(市河さん、斥候係にレオ連れてってください)』
『(ああ、助かるよ)』
『(レオ、頼むぞ)』
『(あるじ、まかせろ)』
『西田さん、レオは魔物がそばにいると毛が総立ちするんですよ』
『ほお、それは便利だな』
『カナリヤ代わりに連れて行ってください』
ということで、市河さんたちはもっぱら昼間、
俺たちは無音の集団ということで夜間に出撃した。
サプレッサーはライフル用2本、ショットガン用4本ある。
ただし、ショットガン通常弾用のは2本。
各自には銃やクロスボウ以外にもポリカーボネイト製の盾とナイフ、安全靴、ヘルメット、ゴブリンの落とす守備リングなどを配布した。
ホブゴブリンだが、その後3体に遭遇した。
ホブゴブリンは数体のゴブリンを従えているようだ。
時間が経つにつれ、この形は多くなるかもしれない。
ホブゴブリン自体は強さを感じない。
中・遠距離から狙撃するからだ。
直接戦えば、我々はゴブリンでさえ負ける可能性が強い。
ましてや、ホブゴブリンはどれほどの力があるだろうか。
また、我々の感知を逃れるゴブリンが10体ほどいた。
現状では、なんとかうまく処理できている。
だが、いずれ事故につながる可能性が強い。
10日ほどC町で狩猟を続けたが、
C町の魔物はほぼ排除することができた。
そして、全員が身体強化L4になった。
『僕も結構ゴブリンやっつけたんだけど、レベル5にはなかなかならないね』
『どういう基準かわからんですが、500体以上のゴブリンを屠る必要がありそうですね』
『みんなの数字を総計してみると、レベル1から順に、必要なゴブリン討伐数は1⇒10⇒40⇒160ときてるようです。すると、レベル5になるには640体の討伐が必要みたいですね』
『4倍ずつ増えてるのか。もうちょっと先だな』
『でも私レベル4だけど、とっても体が楽になったわ』
『そうね。肩こりとかなくなったし。メガネもいらなくなったわ』
そういえば、研究者の3人ともメガネをかけていない。
『私も喘息がなくなった』
『ああ、僕も偏頭痛が起きなくなった』
『俺なんか、毛がはえてきたぞ』
『それと、魔物感知が朧気ながらできるようになってきたのも大きいわね』
『ああ、そうだ。感知が高くなったお陰で以前よりも過剰な緊張が薄らいできた』
『ゴブリン640体はちょっと私達では無理そうだし、レベル4のままでも十分満足してます』
『というか、そろそろゴブリンではなくてホブゴブリンを討伐していかないとレベルが上がりにくいかもしれませんね』
『苅屋さんはオーク?1体討伐しただけでいきなりレベル10になったんだよね』
『ええ。本当に幸運でした。でも、ライフルやショットガンならば、オークはイケると思いますよ』
『うん。遠距離からなら、楽勝のような気がする』
『そういえば、ゴブリン以外だと、ホブゴブリンが4体出現しただけだよな』
『ああ。強力な個体はどこにいるんだろう』
『大量に現れても困りますが』
『確かに』
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