剣聖王、精霊の女の子と契約する
自己トレーニングが終わり皆が昼に集まったその時。
エヴァク「みんな聞いてくれ。この間みんなで集まって戦闘訓練しようってなったことがあったと思う。それで提案だけど…スキルのぶつかり合い位ならやりたいなーって思うんだけど。どう?」
スバル「俺スキルはかなり高いけど適正悪いからなぁ…」マナ「私も適正悪いとか言ったら少し良くないかも…でもスキル良い感じ!」リュウ「ま、俺様エヴァクとは何度かスキル対決したから?この組でも上位だろうけど?他は期待できないかもなぁ?」ユミル「私も適正はいいくらいですがスキルはなんとも」シュラ「ユミル殿がスキル悪いってなったら吾輩はどうなるんですかね…まぁ言ってないけども」エヴァク「それぞれ本音があるとは思うけどここは技術指導する人がいる場所!沢山バトルことでレベルも上がり放題かも!それで!」リツ「まぁまぁエヴァク。これから後は言いっこなしで。それと…サイガ」サイガ「おう…俺はスキル豊富だぜ?誰が相手になる?」リツ「サイガはねースキル真我が強力だよ?だってこのスキルで巨大サイクロプスを倒すことだってできたし」ユリカ「へぇ…剣術以外にもそんな強力なスキルをもっていらせられるんですね。私尊敬します」だが相手は見つからない。エヴァク「仕方ないなー僕が対戦相手になるよ。サイガ君よろしく」サイガ「…お前強さは?少し気になった。」「え?僕の強さは…身体強化と…マナ強化、神経強化、支援強化、魔導強化、魔術強化とかの含んだ剣術だけど…」「…お前…不幸なものを隠しているな。人生荒波だらけだぜ。それじゃあ気張れよ。俺もそのスキルレベルで立ち向かう。行くぞ」「う、うん…」他の人たち「…(ポカン)」トワ「さ、さて!訓練島だし!かけ事だけはないだろうから気を付けて訓練しないと!それじゃ!」説明しておこう。先ほどエヴァクが言った強化系統のスキルの事である。実は全てこのスキルをというかこのスキルたちを習得している集団になりつつあった。(まだ神経強化はたどり着いてないものが多いが)そして故にエヴァク対サイガの実力差はそれらの実力の差が現れる事であろう。そしてサイガが最後に言った不幸なスキルとは…さてさてお楽しみに!「さてついたぜ。エヴァク。基本的に俺は剣を一本盾を一個用意して戦う。準備は良いか?」「サイガ…いきなり装備道具を自己紹介とか少し優しい…」「?兎に角お前は俺と戦うことを選んだ。さっさと勝負だ」そしてエヴァクは実力が試合に伴わないかもしれない勝負を挑んでいくことになった。そしてリリージャミル先生「はぁ…勝者サイガ。敵のスキルの猛攻を攻撃と防御の練功で勝利…」トワ「流石サイガ君。そんじょそこらのスキルに頼ってるやつには負けないねー」エヴァク「うぅ…やっぱり駄目か…もうなんでこんなにぼろ負けなんだろう…「エヴァク君ーそれはね、サイガ君が強いのだ!仕方ない!」「教えてくれてありがとうございます…でも腑に落ちない…先生どうなんでしょう?」「秘密よ。大丈夫期が来たら教えてあげる。貴方の全てをね…」「後気になったけどスキル賭け狂う者って?それがよくわからないです」「気づかれてたのか…気にしないで?きっと教える」「先生…」「大丈夫貴方はいい子だもの。きちんと約束できるわね?」「先生…やっぱりわかりません。先生が特定してるスキルの前の文字も先生が何を諭そうとしているのかも…」「許して。いづれ、本当にいづれわかる話なのお願い…」「判りました!僕約束守ります!」そして話がひと段落。「さて適当に戦っていいわよ!ここからは自由です」他全員「了解ー」そしてひと段落が明けて大体のメンバーが勝負がついた。「さぁ全員守備よく訓練終わったわね!で?倒れた者はいない?」「エヴァク君がすごく苦しそうです」「やっぱりか…限界前になるとあの子はそうなるのよ。エヴァク君?大丈夫?」「セ、先生、?僕は今何が何やら…」「大重症ねこれは病院行くか。フルポーション持ってないし」「先生??エヴァク君がなんだって?」「え?いや病院に掛け合うしかって言っただけだけど?」エルディオ「エヴァク君は今の僕らの中心なんだ!大事がないか心配だよ!」「あらあら…じゃあ回復魔法かけてみてくれる?そしたら治るかも…」そして回復魔法をかけた。さらにかけ続けたさらにさらにかけ続けた。そしてさらにかけ続けた!「まだやるんかい!」他全員「あ」エヴァク「今のまま天国逝っても大差なく行けそうだな…さらに黄泉を」「起きろーーーーーーーー」そして起きたエヴァク。しかし…「うぅ…今回もまた賭け狂う者スキルで全力が…なんでだよぉぉぉ」「まぁエヴァク君?あなたはそのスキルあるから未だに問題なく自己に負担を掛けなくて戦えるんだからね?それがなかったらエヴァク君…すぐ限界突破するから」「うぅ…」サクラ「エヴァク様の限界突破ってそんなに理屈を揺るがす強さなんですか?」リリー先生「まぁ…エヴァク君の限界突破だけは少し他のことは違うタイプだったのよ。正直同い年じゃあ勝負がきっちり分かれるほどにね…」サクラ「へぇ…それじゃあ誰もが羨ましくなるんじゃ?もっとこうなりたいってなったり」「成れないからこうしてるんだけど…まぁエヴァク君が18過ぎるまでね」イザヨイ「そうですか…取敢えずこの話は終わりでしょうか?」「あ、うん…気にしないでね…エヴァク君の問題でもあるんだから。君たちは。」そして時間が過ぎてエヴァクに一人になる時間が与えられた。その時であった。「あ、エヴァク君!君に教えてないことが!ちょっと待ってね…」「先生?」その瞬間「さぁ来て!私の精霊!ドラゴニカ!」「わぁぁ…驚きです!精霊なんて召喚できるんですね!先生!!」「さて教えてなかったけど大体の子がこの召喚精霊を使役してるわ。やってないのは貴方くらいよ。さぁやってみて!」「はい!こい!僕の精霊!〇〇〇〇!!」「え?今なんて?」「ほぉこれは…最上級精霊術か。面白い」「ジークさん!知ってるんですか?今のきいたことない名前の精霊を!」「あぁ知っている…かもしれないな」「ガックシ!ならなんでってあれ??」「ほほぉ…それが」「なんで幼女?こんなに小さいのに精霊か…特に人型は能力が桁ヤバいらしいけど…」????「お兄様会えて嬉しい。私今日からお兄様の御供ですどうぞ宜しく」「いきなり名指し…というか一度会ったことない?」「僕はエヴァク、お嬢ちゃんの名前は知ってたよ。なのでよろしく!」「はい、よろしく。それとお兄様…まだまだ全力出せてないさっきの試合観た。これから稽古?付き合うよ?」「?何か力を出せてなかったかなぁ?」「お兄様いつものはしてる形跡あるけど…覚えてない?精霊術も覚えてない?」「う、うん?精霊術なんて僕…あ」「その思い辺りはあってると思うお母様の名前は?」「魔の国であった子…いや違うそこじゃなくて…お母さんは精霊…」「判ってるなら良いです。それで…精霊術忘れちゃった?何時も覚えてるってことは精霊術に使うスペシャルポイントは余ってるから…後は術を出す把握を用意すればいいだけ…なのでお兄様?準備が出来てるならとっととその武器ともどもレベルを昇華するよ?」「?私も入るの?精霊の…マグネシアちゃん?」「読めるんだ。武器のヴァルキリーちゃん」「いやぁこんだけ大きい文字で書かれてたら。解析しちゃいますよ」「ふぅん…それでは」「うーん…お母さんが精霊で…僕は竜人の息子で…精霊の息子でもあって…武器の昇華もして…あれ?何の話?」「お兄様!一旦話整理するから待ってて!ごめんなさい!」「あ、うん…別に…あ、でも理解できたよ!精霊術は!」「やった!ならこのスペル詠んで!」「おっけー!精霊に源を求めし者!科の次元にて全ての能力の理を昇華せし!ブラストハート!」カエデ「間近でみたが何とも…美しいですわ」エヴァク「マグネシアこれで良いのかい?それと何この輝き…今までの世界観を逸脱している気がする」マグネシア「お兄様大丈夫その輝きはお兄様が立派な精霊の意を成してる姿だから。別に強いだけです」エヴァク「そ、そうか…なんだか懐かしい…」「エヴァクくーん今時間良いかなって何そのオーラ。」「先生…僕覚醒しちゃいました。マジです」「ほっほぉ…いきなりびっくりだけどエヴァク君は精霊の息子だもんね。そんなきらびやかになっても驚くことないか…でもそこそこ強そう。私が戦ってもエヴァク君に勝てるかどうかみたいに見える。そこらへんどうなの?」「種族が違わないと思うのでそこは先生の努力次第だと思います…」「へぇ…でさ。先生からしたらエヴァク君のマナ強化がすごく興味あるんだけど…」「先生僕は教えないですから個人能力は自己のもんです」「判ってるけど…やっぱりねぇエヴァクくん!どうかこの通り!」「先生。それを言うならなんで僕の同年代あんなに強いんですか。不可思議になります」「うぐっ、だけどね…皆生まれが良すぎるから…」「お、おう…そりゃあいい点ですけど…まぁ先生そこは腕で補ってですね!」「私これでも壁王様の右腕の右腕…適当に言ったら左腕だけど…挫折しちゃうなぁ…」「先生…とりあえず授業が終わりなので僕は部屋に戻ります」「はーい本でも読むのかな?じゃあね」そして話が終わりエヴァクは。「お兄様お母様の本を読もう。」と申し出るマグネシアがいた。「マグネシア僕空間魔法は使いたくないってくらい知ってるだろう?あ、覚えてないか」「うん。覚えてなかった。それでもお母さんの本!お兄様!!」「うーん…しょうがないなぁ…空間魔法!…ほいっと」「何が出たかな?何が出たかな?お兄様」「今覚えられそうな精霊術の本はこれかな…」「何々?大人になったらわかる!精霊術の基本…お兄様」「なんだい?適当に見繕ったじゃんかいいだろ?」「お金の無駄遣いしたでしょ」「ギク」「やっぱり!お兄様お母様の本を出して!どう考えても手遅れになる前に!早く!」「うぐっうぐっ…ごめん僕ちょっとトイレ」「ダメなの」「なんで、トイレ位察してよ!」「お兄様お母様の本あるよね」「うぐっ…まぁ何冊かなら…」「全部出すの」「はいマグネシアさん…空間魔法…」「これ質屋に出してたらものすごくお母様怒るよお兄様。しつこく聞くから。それと、呪いかける本まで用意してたから」「……………マジで?いっぱい売りに行かなくて助かった…」「それと精霊術の本はそりゃもう希少本お幾らで売ってくれますかって聞かれても手放したら」「手放したら?」「お兄様のことを嫌う精霊も現れて私助けることが出来ないかもそしたらゆくゆくは」「…ヤバいことになるんだね…わかってる」「精霊術の協議に掛けられる犯罪者。」「気を付けます」「よしでは練習しましょう!お兄様何が一番精霊術に向いてるかわかる?それとお兄様に向いてる精霊術!研究しよう!」「おう!僕精霊術は攻撃砲が一番強いと思う!それで僕にあってるのはね…」ここで説明しておこう精霊術とは主に精霊を依り代としたいわば精霊にしか使えない技の事。精霊を仲間としても覚えられるがその確率は極わずか両辺とも一方通行であると言われています。そしてその精霊である使い主ともいわれるエヴァクだが…どの精霊術を使いこなせるか始まりに立っている。そしてマグネシアは言う「お兄様は記憶なくなる前は精霊術をほんの少ししか使えなかった。なのでこれからやることはさらに境界を広げるの。わかるお兄様?」「うーん…君のお兄様呼びはよくわかったけど…とりあえず精霊術は未熟。そういう事?」「うん。お兄様精霊の同年代の誰よりも弱いというわけで修行です」「僕今までは人間のスキルに現を抜かしてたから精霊術はからっきしなのよねそれで何から始める?」「お兄様はまず何といっても呼吸法が悪いよそれが悪いせいで精霊術のせの字位しか出来てない。なので…こうだ!」「痛!背中に何するの!」「呼吸法を良くしたの。これからが本番」「ゴクリ…そして何を…」エヴァクは試される次の試練とは「お兄様に足りてない訓練はこれ!精霊たちの角笛!」「角笛…?それで何をしたらいいの?」「吹くの。吹いて一芸を披露するの」「なるほどわかった…」そして次回へ続く