第61話 重い
勝弥君の傍にいたい。
私は自分が出した決断に後悔しないし、逆に今行動しなかったら後で後悔すると思う。
だから私はお母さんに言った。
「勝弥君の傍にいたい」
と。
お母さんは自分の好きなようにしなさい!と言ってくれて、勝弥君のお父さんである晃司さんには言っといてあげるとも言ってくれた。
あの決断した日から時間がかかったけど、きちんと決定したので、緑達に報告した。
緑達も解っていたのか頑張ってね!と言ってくれたのが嬉しかった。
淳の
「女は怖いな!」と言う言葉は無視して。
緑達に報告した後で友美ちゃんにもメールした。
淳から聞いた事を友美ちゃんが付け加えてくれた。
どうやらその子は友美ちゃんの友達らしく、友美ちゃん的には複雑な心境だけど小さい頃から一緒だった私を応援してくれるって。
私的には強力な味方が着いてくれたから不安はなかった。
だだあるとすれば勝弥君の気持ちの変化だけだった。
一緒にいる時間が長ければ長い程、ただの情が愛情に変わる恐れもある。
その時私はどうしたらいいのか?
これだけが私の不安要素だった。
それでも……
私の答えは決まっている。
勝弥君がその子と……なっても……
私は諦める事はないし、離れるつもりもない。
未練がましいと言われても……
私の想いは変わらない。
私は勝弥君が好き。
私の傍に勝弥君がいない事は考えられない。
私の中は勝弥君で埋めつけられている。
私の勝弥君に対する想いは誰よりも重い。
勝弥君もそう思っていると信じたい。
そんな事を考えながら机の荷物を片付けた。
私は少ない荷物を持って学校を出た。
少ししかいなかったけど色んな事があった学校だった。
入学して勝弥君と仲良くなって、勝弥君の家に泊まりに行ったり、みんなで遊びに行ったり。
悲しい事もあったけど、楽しかった思い出も多かった。
これからも………
これからは………
辛い道のりかもしれないけど勝弥君の傍で笑っていたい。
どんなことがあっても………………




