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約束  作者: 純らん
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番外編 友美&ヒロ

リクエストあった?友美編です。他にもありましたらどうぞ!





隣で眠るヒロの朝は早い。



朝?の2時には家を出なければならない。


ならないのではなく、お父さんに叩き起こされ引きずられて行くだけだけど。



そんな出来事を見てから私はまた眠りにつく。





私は小学生の頃、勝弥が好きだった。


勝弥が引っ越すと聞いた時に私は想いを伝えた。


この時の勝弥は美代ちゃんの事しか頭に無く、他の女の子や私の事なんか恋愛対象ではなかった。



それでもいいと思っていた。


会えなくなるのだから想いを伝えたい。


それしか考えていなかった。




解っていた事とは言え、やっぱり振られるのは辛かった。


一晩中泣いていて、勝弥が引っ越す当日も、私は家から出れなかった。


お父さんやお母さんは呆れて何も言わず勝弥君達の見送り行った。



一人部屋にいたら、突然ヒロが入ってきた。


今思うと、女の子の部屋に勝手に入って来るのはどうかと思うけど、この頃の私達は毎日のようにお互いの部屋に遊びに行っていたからヒロも当然のように勝手に入ってきた。



当然部屋に入って来たヒロは、私の腕を掴み


「後悔するから言うけど、俺はお前が好きだ。お前も後悔したくないら行くぞ!」



と走り出した。



振られたばっかの女の子に告白するのもどうかと思うけど、後でヒロに聞いたらヒロも焦っててつい言っちゃた!んだって。



ヒロに引きずられて何とか間に合って、勝弥と会う事が出来た。


勝弥は最後にヒロと仲良くしろよ!と、この後の事を見透かしているようだった。





それからヒロと付き合うようになった。


付き合うと言っても、小学生の頃は勝弥含めて三人で遊んでいたのが、勝弥が居なくなったから必然的に二人きりになることの方が多かっただけだけど。



私がハッキリとヒロに言ったのは中学一年の冬。


ずっと待っていてくれたヒロに好きと言えた。


勝弥が居なくなって寂しい想いは感じられなかったのはいつもヒロが居てくれたから。



ヒロと付き合うようになってから大変だったのはヒロだった。


お母さんは今さら?みたいな感じだったけどお父さんは…



あの時のお父さんは、ヒロの家に行き、こいつ貰って行くぞ!


とヒロの家族に宣言してヒロを家に連れてきた。


ヒロのお父さんは私のお父さんの後輩らしく頭が上がらないみたいだった。



ヒロはお父さん達の隣の部屋を与えられて、朝早くからお父さんの手伝いをさせられていた。


学校では居眠りばかりするヒロを見ていられなくなって私がお父さんに言うと、じゃあ別れろ!と言う。




その事をヒロに言うと



「別にいいじゃん!認めてくれているんだろ?俺達のこと」



と嬉しそうに言う。



ヒロがいいならいいけど、付き合うようになってから一緒にいる時間が少なくなっているって感じているのは私だけ?



私はお母さんに相談して、せめて部屋だけでも一緒にしてくれるように頼んだ。



お父さんはお母さんの言う事は聞くから、お父さんも渋々認めてくれた。


ただその時お父さんがヒロを物凄く睨んでいたのはヒロしか知らない。



こうして私とヒロは少しだけど一緒に居られる時間を手に入れた。




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