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約束  作者: 純らん
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第45話 メール

美代子視点です。




私は勝弥君が言った意味が解った。


勝弥君は私をあの時からずっと待ってていてくれた。



貝殻を手に勝弥君の家に走りだし、勝弥君家が見えはじめた時、携帯が鳴った。



私は立ち止まり携帯を開くと友美ちゃんからだった。



「もしもし、美代ちゃん?」


「うん。どうしたの?」


「勝弥一緒にいる?」



「えっ?一緒じゃないよ?家じゃないの??」



友美ちゃんからの電話は勝弥君と連絡取れないということだった。

勝弥君は今日、お父さんと携帯を買いに行ったきりまだ帰って来ないということだった。

携帯番号は変わってないのに電話しても繋がらないという。


「とりあえず、もうすぐ勝弥君家に着くから!」


と言って携帯を切り勝弥君家に向かった。





勝弥君家に着くと、みんな揃っていて食事の準備をしていた。


ただ友美ちゃんが言った通り、勝弥君の姿が見られなかった。



「勝弥も高校生だしその内帰ってくるだろ!ほっとけよ!」



勝弥君のお父さんの一言で勝弥君を除いた食事が始まった。



食事中、勝弥君のお父さんは明日から仕事に行くと言って、お母さんもいつまでもお父さん一人じゃ可哀想だから帰ると言い出した。

緑や絵美里も遠慮がちにじゃ、私達も!と結局全員で帰る事になった。


私は…………



せっかく解り始めて、これから勝弥君と………



思っていたので、もう少しここにいたい!とお母さんに言ったら


「頑張ってね♪」


と返事が帰ってきた。


何を頑張るのか解ったような解らなかったような……


「うん♪」



とだけ返事した。






食事も終わり皆で話ししていると時間も遅くなってきた。



友美ちゃんとヒロ君は帰ると言って帰っていったが、勝弥君はまだ帰って来ない。



皆はもう寝ようとなったのでそれぞれ部屋に向かい、私も勝弥君の部屋に入った。


一人でベッドに横たわり今日の事を考えていた。


気づくのが遅かったかもしれないけど、私はやっと勝弥君の返事に答えられる。



私が勝弥君に返事すれば、この先ずっと一緒にいられる。



勝弥君に早く会って返事したい。


勝弥君はどんな顔するのか?



そんな事を考えていると携帯が鳴りディスプレイを見ると勝弥君からだった。



メールには




【しばらく帰れないからって、みんなに言っといて!】








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