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約束  作者: 純らん
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第34話 美代子視点

少し戻って、ここから美代子視点でお送りします。




私は今、花火が打ち上げられている場所から動けないでいる。


花火を見たいからではなく、勝弥君に殴られてボロボロになった冨山君を手当てしているからだった。


冨山君の本当の彼女さんは、手当て出来ないほど泣き崩れているから。




そう!




私と冨山君は




緑が頼んで




付き合っているふりをしてもらっていた。






勝弥君と淳が女の子をナンパして、カラオケに入ろうとしたのが見えた。


私達は、付き合っているわけでもないけど、許せなくて思わず頬を叩いてしまった。


それから、私は勝弥君がちゃんと謝ってくるまで、お弁当も作らなかった。


それほど私は怒ってるんだよ?


なぜ怒っているかわかる?


勝弥君の事、好きだからだよ?



気付いて欲しくて・・・・・



勝弥君が謝るまでお弁当を作らない!


緑が考えた第一作戦だった。






緑第二作戦は、彼氏が出来たふりをして、やきもちを妬かせること。


さすがに、私は拒否したけど、あいつにはそれぐらしないとダメ!という緑の言葉を信じて、緑の知り合いの友達である冨山君を紹介された。


緑いわく


同じクラスだったらイチャイチャしなければいけないでしょ?

さすがにそこまでは出来ないでしょ?


絶対に無理だし!!!



冨山君には違う学校に彼女がいるので、彼女に話してからOKという返事を貰った。


実際、冨山君とはこの時が初めて話しして、花火大会の日まで話ししていないほどの付き合いだった。






あの日から一週間後、話ししたいから公園に来てくれと勝弥君からメールが入った。


私は、緑に相談し勝弥君が謝ってくる前に、冨山君と付き合っている事を報告し、その後彼からの告白を待とう!作戦で臨むべき公園に向かった。



久しぶりに勝弥君と二人きりで緊張したけど、私は彼に勇気を持って、冨山君の事を報告した。

その後、彼から告白があったら私は、私達は違う方向に向かっていた・・・はずなのに・・・








公園での告白からもう3ヶ月も立とうとしていた。

この間、彼は私と顔も遇わせようともしてくれない。


当然といえば当然か・・・




このままじゃ、何も変わらないから、私は終業式の日にある花火大会で、ある決意をした。



それは、今までの事をすべて勝弥君に話して、勝弥君に告白しようと考えていた。


待ってても離れていくばかりだったから。



私はこの時、すべて上手くいくと考えていた・・・





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