第33話
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俺を呼んだヒロは、何故か友美の家の玄関で正座中だった。
(どうした?)
(助けてくれ!)
(だから何したんだ?)
(クラスのコとメールしてたのが友美にばれた!!)
(・・・それだけ?)
(・・・あぁ・・・)
そこへ、友和さんが
「お〜勝弥か!久しぶりだな〜」
と、俺に声かけた。
それと同時に友美と睦美さんが、俺を招き入れる。
「・・・ヒロは?・・・あのまま??」
一応、俺の友人なので勘弁してほしい・・・
「浮気したみたいだから、今日は食事なし!」
睦美さんが答え、友美はヒロを睨み付けている。
浮気?
・・・じゃないと思うが、突っ込むと俺も正座させられるので黙っていた。
しかし、浮気の言葉で
「こらぁ〜、てめぇ俺の娘じゃ物足りねぇって言うのかぁ!!!!!!」
友和さんです。
酒飲んでいる時は誰にも止められません。
ただ、メールしただけ!と言っても信じてもらえない俺の親友は、玄関に頭をこすりつけてます。
こんなことをしていてても、友美や睦美さんはヒロを許しているはずで、後は友和さんだけだったのは俺には解っていた。
「ヒロも上がって来いよ!」
俺は自分の家のようにヒロを誘う。
俺の言葉に誰も意見は言わない。
友和さんも、ヒロの事はどうでもいいのか、俺に酒を進める。
ヒロも今までの土下座が無かったように、睦美さんと食事始めた。
友美は俺の所に来て
「なんかあった?」
と、聞いて来た。
「いや、俺は別に?おまえらだろ?」
実際、美代子との話題には触れてほしくなく、夏休み中にすべて忘れようとしていた。
「私達はいつもどうりだけど?」
「まぁな、俺が来たからって変わらないしな!」
と、二人で笑い合う。
友美と話していたら、いつのまにか宴会になっていた。
この家族はいっつもこうなんだよな〜
次の日から、睦美さんの海の家を手伝っている。
朝、8時から16時まで、ガンガンに照らされる太陽の下で、焼きそばを作ったりしている。
俺も水着の女の子を見ながら仕事したい!
と叫ぶヒロは、当然のことながら皿洗い担当である。
それから一週間、海で遊んだりバイトしたりと、彼女の事は忘れかけ始めたが・・・




