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約束  作者: 純らん
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第31話

今後、新キャラが増えていきます。




あの公園での出来事からもう3ヶ月立ち、今日は終業式だった。




あれから美代子とは、なるべく顔を会わさないようにしていた。


俺に見せていてくれた笑顔を、他人に見せる美代子は見たくなかったから・・・。


淳とは、美代子達の話題に触れないように話ししたり、バカしたりと中学時代と変わらず過ごしていた。



明日から夏休みとなるが、俺は毎年田舎に帰り、友人の手伝いをする事になっている。


そんな事を知らない淳は、俺をバイトに誘うが、最近美代子も一緒に始めたらしいと聞いていたのでお断りした。



美代子には彼氏がいる。


この事実は変えられないし変えようとも思わない。



俺が忘れればそれでいい!



と、思っていた。






家に帰ろうとしたら淳が、今日花火大会に行こう!と言い出した。


緑と行けよ!


と断ったが、淳が強引というか、強制的に迎えに来て俺を引っ張って行った。




花火大会の会場に着くとまだ花火は上がっていなく出店を淳と回っていた。




その時、後ろから




「淳♪」




と、声をかけたのは緑と美代子だった。




俺はあの日以来、緑とも喋ってないので、無意識に二人を避け、歩き出した。



「勝弥も一緒に花火見よう?」



緑が誘ってくれたのは嬉しかったが、美代子に彼氏が出来た以上、前みたいに四人での行動は俺には無理だった。


「いや・・・いい!」



場の雰囲気を壊すのは解っていたが、まだ踏ん切りがつかなかった。







「いいから!行くよっ!」



緑が強引に俺を引っ張る。


淳と似てるね?

バカップルだもんね??




今、四人で出店を回っているが、俺の隣を歩いている美代子とは話ししていない。


本当なら金魚すくいしたり、射的したりと楽しむのだが、そんな余裕はまったくない。



はっきり言って全然つまらない・・・


そんな出店回りだった。



しばらく歩いていたら



思わず目を疑った・・・



そこには





美代子の彼氏である冨山が、女の子と恋人繋ぎしながら歩いていた。





俺は怒りを通り超して冨山の胸ぐらを掴み殴りだした。



冨山の隣にいた彼女の悲鳴と、淳の止める声は聞こえなかった。



でも美代子の



「もう、やめてー」



の声は聞こえた。



一番怒りたい美代子が、冨山を庇うのは俺にとって屈辱でしかない。






俺は冨山への怒りと嫉妬で、さっきから五月蝿く鳴っている携帯を叩き割り、その場を後にした。







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