知恵をつける
山から人里へ・・・・・
蜘蛛は今・・・・・・
人族の守護者・・・・・
真祖率いる<アーベントツァイト>に所属している・・・・
はっきりいって・・・・・
「ちぃ死ねってのかよ」
目の前には皿にはいった木の実・・・・・・
狩りは厳禁であり・・・・・
与えられた食事以外は食べてはいけない・・・・・
蜘蛛の手足は再生し・・・・・
此処へは捕らえら連れてこられた・・・・・
常に最前線の送られ・・・・・
モンスター軍団<魔王軍>と戦う日々・・・・
蜘蛛は隠密を覚え・・・・・
隠れやり過ごし・・・・・・
こうして一か所に集められ・・・・・
大半は思考さえ奪われ・・・・
蜘蛛は使えると奪わず・・・・・
「おい901」
「へい」
蜘蛛は呼ばれ・・・・・
へこへこと・・・・・
白い髪白い肌赤い瞳・・・・・
若い人族・・・・・
此れが真祖・・・・
あらゆる祖セブンギアースドラゴン・・・・
その直系の割にヴァンパイア・・・・・
人族でもモンスターでもない・・・・
ルーラーにして支配者・・・・
弱点無き最強種・・・・
と名乗っているが・・・・・・
そんなことはない・・・・
最近では魔王軍に押されて・・・・・
蜘蛛のようなあぶれを起用し・・・・・
人族を守り・・・・・
プライドを保っている・・・・・・
蜘蛛は知恵を此処でつけ・・・・・
やがて別離し・・・・・
お読み頂き有難う御座います。