表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

序説

初めまして、木虎と申すものです。至らない点ばかりの読み物ですが、興味を持っていただけると嬉しいです。次の話からが本編になります。

暗闇が世界を包み、星が瞬く夜。

今夜は新月で赤い炎がよく映える。

赤い焔が、村一面を覆い燃える、燃える。

気づいたころにはもう遅い、声を上げるころには灰になっていることだろう。

生きたまま燃やされるのはどんな気持ちなのかしらねェ。と後ろから声がする。

知ったことか。と返事を返す声がする。

それ以外は、燃え盛る炎が燃える音だけ。

私は、大きく息を吸い込む。燃える木材のにおい、少し息苦しさを感じる煙の臭い。それらを堪能して。

「行きましょう、この地は救われた。」

外套を翻し、不敵にわらう姿が燃える村を後にする。後に続く二人。


翌日、原因不明の火災で村一つが全焼し、村人も全滅したという事件が世界中に響いた。

時は星暦568年。世界は魔法により発展し始めている最中だった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ