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03 濡れ衣だって知ってますから
どうにかして牢獄から脱出した後、ウォルド様が「俺の事が怖くないのか。俺は罪人かもしれないんだぜ」と私に聞いてきた。
怖くないかなんて、そんなの当たり前。
ゲームやったので、ウォルド様が悪い人じゃないのなんて、知ってますから。
というか、こんな私好みのイケメンが悪人なわけがない。
もしそうだったら、世界の真理が間違ってる。
その世界、偽物だね!
「怖いなんてそんなのありませんよう。こんな人類の至宝がそんじょそこらの罪人とな時扱いで良いわけないですもん!」
「あんたの目に映ってる俺は一体どんななんだかな」
おっと、呆れられちゃったかな。
心配してたら、ウォルド様が「まっ、気にしてねぇならいいけど」さっぱり系の笑顔。キラキラキラ。
なんて、眼福!
スマホがあったら、秒で写メってたのに!
異世界来た時にどうでもいいモブに絡んで騒いでる時に落としちゃったんだよねーえ。
あ、そこ歩いてるお姉さん。
ちょっと持ってるものかしてくれめんす?
その一見なんにも使えなさそうなフライパン後で使うんで。




