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51.サファイヤの本音

なぜ俺たちに嫌がらせをしたり、嫌らしい行為をするのか、これはもうサファイヤ自身に聞いてみるしかないな。俺は、彼女と2人きりで飲食店に入ると、本音を聞いてみた。

「なぁ、何であんたは俺たちに嫌がらせのような行為をするんだ?」

「決まってるじゃない。あんたたちが、気に食わないからよ。」

サファイヤが俺を鋭い目で睨みつける。

「本当に、それだけ?」

「何よ?」

「いや、別に。あんたの本音を聞きたいだけだ。」

「本音?良いわよ、言ってあげる。うちはやっぱり、あんたのことが好きなの。ミアなんかのどこが良いのかわからないわ。」

「ああ、そういうことか。あんたが俺たちに嫌がらせをするのは、単純に嫉妬心ってわけか。小さい奴だな。」

俺は室内を後にした。こんなくだらない、女の嫉妬に付き合っている暇はないからな。

「ちょっと、待ちなさいよ。うちはあんたのこと絶対諦めないから。」

後ろからサファイヤの声が聞こえた。

 その頃、キャサリンは人間を襲おうと試みていた。人間を倒せば倒すほど、多くの報酬が手に入る。その報酬で、彼女は身なりを整えたかったのだ。

街を歩いていると、がたいの大きい男が通りかかった。

キャサリンは、モンスターの姿になって、彼の前に躍り出た。

男は少し驚いたような顔をしたが、彼女の攻撃を素早い動きでかわした。

そして、キャサリンに向かって回し蹴りを食らわした。

キャサリンは再び人間の姿になって、地面に転がった。

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