表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/66

33.少し気を抜きすぎたな、まあ休憩にはちょうど良いか

俺が、モタモタシテいる間にジョセフたちは1体だけレベル4のモンスターを倒し終えたようだ。

俺としたことが、奴らにこの時点で1体のモンスターを倒させちまうとはな。

少し気を抜きすぎたな。まあ休憩にはちょうど良いか。

だが、この前から追っているモンスターはまだ倒せていないな。

やはり人の身体に出入りできる能力は厄介すぎる。

あいつがこのステージ4のラスボスってとこか。

まあ、後回しにするのが最善の選択だろうな。

奴にはビクトリアに監視を頼むとするか。

さてと、俺は早速次のモンスターを倒すぜ。

得意の占いで出現予測をする。奴が現れる場所は校庭。

卓越した剣の使い手のようだ。

あんな獣が剣を器用に使えるなんて、驚きだな。

まあ、ここはミアに任せるとするか。

「仕方ないわね。付き合ってあげる。」

彼女は俺の提案を快く受け入れてくれた。相変わらず、良く分からないな、彼女のことは。

ただ、以前より表情が明るくなった気がする。

それは俺にとって直感的な実感だ。

ミアは、太陽に背を向けて敵を待ち構えた。

まさに、宮本武蔵流だな。人間相手だったら、相手は不利な状況になること間違いない。

しかし、相手はモンスターだ。太陽の光で目が眩むようなことがあるかどうか。

地面が盛り上がって、何者かが姿を現した。

標的のモンスターだ。隠れもせず、堂々と俺たちの方向に向かってくる。

よほど戦いに自信があるのだろう。

俺たち2人に臆することなく接近してくる。

ミアが剣を構えた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ