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神々のお茶会~Side A~

 サークル編動き出します。と言っても全五部予定ですが……あ、あかんかも……

 僕達は今日、子供神会結成を祝ってお茶会をしている。集まった先は担当世話役になった大天使さんの住むチャペルだ。


 大天使さんは、担当世話役という役職に嫌な顔一つせず笑顔で頷いてくれた。子供の集まりになるから受け入れてくれるとは思わなかった。僕はリーダーになったけど、そもそもリーダーって何をするのかわからないや。


 それに、大天使さんにお願いしたときも『あの、僕らのサーk『喜んでお受け致します!』』って感じでよくわからないけど、受けてくれたから結成出来たので皆からは誉められたのは、ちょっとうれしい。


 で、なにもわからなかったから大天使さんに聞いたら、『まずは皆の自己紹介も含めてお茶会などいかがですか?』と言われたから集まったのだ、みんなが休みの日に。


 無事、自己紹介を経てみんなは紅茶やクッキーを食べながら、最近の出来事を語り合った。


 いま話してるのは転生課の女の子だ。


「そういえばね、この前、牛さんにがまんできなくて、さわっちゃったの。でね、転生課のきまり? で、ほんとはさわっちゃダメなんだけど、前もさわっちゃって熊の人? さんが産まれちゃったっておこられたの……でね、またおこられる……とおもってたら、近くのおにいさんがね、助けてくれたの!」


「「「「「「あぁ~それ僕も(わたしも)あったぁ~!」」」」」」


 どうやら、ここに集まるみんなに等しくそういうことがあったようだった。かくいう僕にもある。僕の場合はおねぇさんだったなぁ。


「はいは~い! 僕の場合は近くの席のおねぇさんだったよ~」

「え? たしかキミ、ボクと同じ環境二課だよね?」

「そだよ~」

「近くの席のおねぇさんって課長代理だよね? この前近くの席のおにいさんがね言ってた。課長代理はミスに厳しいから、泣きたくなければミスにだけは気をつけろっ! って」

「ええー? 優しいよー? こないだはね、ミスした時に後ろから肩を叩かれて、振り向いたらおねぇさんが見てて、アナタはそのままで居てね? 大丈夫よ、そんなミスなんて気にしないでいいの。おねぇさんがなんとかするからって言われたよー?」


 どうやら彼は僕と同じ様な感じだったようだ。


 でも、僕の場合は何故か息が荒かったんだよなぁ、おねぇさん。僕はミスして泣きそうになってたから、それを見て急いで駆けつけてくれたからかな? よくわからないや。


 そう言えば、ここのみんなも泣きそうな時、必ず誰かが声を掛けてくれて助けてくれるって言ってた。


 きっと、みんな優しい神様達が守ってくれてるんだと思う。


 だからみんなで決めたんだ。


 精一杯笑顔で、おにいさんやおねぇさんの神様をお手伝いしようって。


 これを決めたとき、何故か大天使のおねぇさんが膝をついて、涙ながらに何かをお祈りしてたけど、なんだったんだろう?


 おうちを貸してくれて、ありがとうって笑顔でお礼言ったら、ものすごくキレイな笑顔で『こちらこそ』と言われたのも、あれ? なんでお礼言われたのかな? よくわからないや。

次回更新は明日の19:00から20:00予定です。たぶん……きっと……


この作品は皆様の優しさで出来ています。評価を頂けたら、★一つで、三百文字書けます←グ○コ理論


 ブックマークで空が飛べます←危ない薬系


 そのくらい喜ぶのがわたくし、生物(なまもの)です!

 コメント、評価、ブックマーク待ってますm(_ _)m


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