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女神様は腐らない

 ついに、別部署でます。

 ここは、環境課のメインオフィスのある区画から少し離れた会議室である。

 そして、目の前の円卓には一柱を除き八柱が座りながら、モニターを思案げに眺め、一柱の説明を聞いていた。


「ですから、この二柱は不変。故に攻守も不変とわたくしは考えております」

「「「「「「「「異議無し!」」」」」」」」


 満場一致で議会は閉幕した。各々席を立ち会議室を後にしていく女神達。制服はバラバラだが、見た目は麗しく、廊下を歩きすれ違う男神の視線を浴びていく。時折声を掛けられては笑顔で応え、優雅に手を振る。


「あぁ、女神様っ!」

「あの九柱の女神たちは! 噂のミューー」


 すれ違う男神達の言葉とは裏腹に、彼女達は忙しかった。脳内のパズルを組み上げるのに。


 一枚の大きな絵を完成させるためのピースを組み上げるのに。そう、大きなバラの絵を。


(どうかしら、今の彼と先程すれ違った彼、どう考えても受けなのは前者よね?)

(うーん、どうかなぁー、あれだけの情報じゃなぁ。わたしは二人ともヘタレ受けのような気がするんだよねぇ)

(なるほど、ではあの前方から歩いてきている彼は?)

((((((攻め一択!))))))

(敢えての、受け専!)

(ちょっと! 正気?)

(そうよ、あの優顔は確実に夜の狼パターンよ!)

(待って! 今気づいた、彼……指先がキレイだわ、なのに襟が依れてる!)

(((((((!!!!?)))))))

(これは…………)

(ふふふ、貴女たちはまだまだのようね……高みに登っていらっしゃい。ここの景色は素晴らしいわよ)


 等とよくわからないやり取りをしながら、各々の部署へと闊歩していく。


 腐ったオーラを撒き散らしながら。


 先程の男神とすれ違うとき、男神が身震いしたのは偶然では無いのだろう。


 ところで、受け専だの攻めだの、なんの事なのかわからず、そのまま報告を上げていいものか? と、一柱の神は頭を抱える。


 情報管理課所属、労働監査員である彼は悩むこと数日、情報管理課課長へとありのままを報告した。後日、それに目を通した情報管理課課長の女神は己の内から湧き出る何かを感じ、彼女らとコンタクトすることとなるが、それはまた偶然とも言える必然だったと、後の神界に広く知れ渡ることとなる。

 普通に出せなくてごめんなさい。


 色々次の話を考えてたら、これしか方法がなかった…………無かったんや!←


 話の中身はおおよそ決まってるので早ければ本日中に更新します。決まり次第、活動報告いたします。

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