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私!!市長になるんだからね!

この作品は2008年4月に書いた物が今更ハードディスクドライブから発見されたのでこれは好機だと思いできるだけ加筆修正せずに出しました。

むかしむかしあるところに、金持ちの家がありました。

その金持ちの子供が1人、姫さまがある日立ち上がられました。


「私が市長になり、この折口市を変えてやる!!」


大臣他数名が養豚場へ出荷される豚を見るような目で姫をみました。そして、


「姫さま、何おっしゃいますか脳外科へ行きましょうか?」


姫さまが、ヤンキーも裸足で逃げ出すか如く睨み返し(その睨みもかわいいとは執事談)


「大臣もとい父上!!なにおっしゃいますか!?脳は健康ですわ!それよりも市を変えますわ!!それはもう・・もう!!」


手にグーを作り武者震いよろしくの姫さまに大臣が、


「それでは、姫さまどのように市長におなりになるので御座いましょうか?」


それはもうハルヒ的振り向き様に・・


「市長選参加→勝つ→漢は私のもとへ→ハーレムルート・・ですわ!!」


姫さま以外の大広間にいる人物全員が「ああっもうっこの子ったら」というような感情を抱いた。


それでもこの姫さまの行動力に皆しぶしぶ着いていく、中途半端なカリスマ性が彼女には備わっているのかもしれない。



そして、数ヶ月後


「えー・・・テステス・・・えー・・・コホンッ」


彼女は駅前で演説を行うことにしたようですね、姫の提案だそうですよ。


かわいらしい咳払いとはうらはらに、荒々しいいつも人に媚びぬ彼女の演説が始まった。


「え~っとぉ~はじめまして☆☆おりぐちしのしちょうにりっこうほしちゃいました!しらゆきひめで→→っす☆」


・・・あれ?えっ・・あれ?


「みんな~ひめってよんでくださいねー☆よんでくれないとぉ~・・ひめぇぇ・・ないちゃうぞっ・・」


えーと・・影武者か鬼武者ですか?・・でも男性(一部)は喜んでるみたいだ。


・・・・・・・・・・・・

・・・



その後、あのキャラを3分続けたけど、飽きて普通のしゃべりに戻した。


彼女は13歳にして天才と呼ばれるほどの器があるとかないとかで、まーこの立候補も金ゴリ押しでしょ。


そして演説終了後、大臣が車の中で


「なんですかあの掴みきれてないキャラは、半端はおやめください」


憮然とした態度で姫は


「フフン、これで男性教諭票は私のものよ」


執事は「狭っ」と心で思いながらも「なぜ、男性教諭なのですか?」と聞いた


「フン、やつらロリコンでしょう?この服装であのしゃべり方なら完璧って本に書いてあった!!わたし見たモン」


執事は「モン」がかわいいとおもってしまった。


補足しておくと、彼女は今超ミニスカートに絶対領域を合わせこみ尚且つ上はゴスロリ(白)で決めていた。



そして、はちゃめちゃが押し寄せ開票の日。


姫さまは自宅でマンガ(ドカベソ)を読んでいた。


・・・。


周りの人物達はそれなりに働いていた。大臣は本職フリーライターなのでその納期に追われ、執事は掃除、実はいた姫専属メイドさんメガメイド(メガネのメイド)は各持ち場のリーダーなので的確に、メガネのズレを直しながら、テキパキ指示を出していた。


姫さまは、寝転んでいたソファーにドカベソを置き、こう言った。


「さあ、祝勝会場へ行きましょうか」


大臣は「何おっしゃいますか、そもそも当選確認すらしていませんぞ」


それを聞いた姫は確実に見下した顔で「何をおっしゃているの大臣さん、当選しているに決まっていますわ」


・・・・・そして・・。


「・・・勝った」


は?――――何が?


「あーもうっわからないの!!当選したんじゃない!!」


えー、ほら当選した経緯とかそんなのは・・・


「そんなの端折るわよ!!めんどくさい!!」


ナレーターにつっこみを入れながら祝勝会場である、中型市営むつきホールに到着した。


「ちょっ、どうしてこんな中途半端な会場なのよ!!」


姫はふくれて怒っていた。


大臣が「仕方ありません、ここでやるのが折口市の流儀なのですぞ」


さらに姫はふくれ、移動方法も自転車だったことに納得いかない旨もメガメイドや執事にも苦言を呈した。


しかし、自転車移動は大臣の命だったのです。


それはなぜか大臣に問うてみたら「姫がドレスで自転車乗っておられる・・・萌えではないかと・・」


遠くを見つめ大空に笑顔でキメていた。(収録時夕方4時)


その後、着任式やその他諸関係の方からの祝辞等あり、食事会には内藤スクープ収録中のケケ山が乱入する珍事があったものの、無事折口市長になった姫からの感想を深夜帰りの自転車移動時に聞けた。


「まあ、これで私の生まれた町を1から作り直すという目標に近づいたわけね、それだけでも良しとするわ」


そして姫はこちらを向き笑顔で「私はこんなところで立ち止まらないから、みんな応援よろ――ギャーッ」


姫は親指を立てキメポーズをしようとしたら、電柱に激突していた。


「・いっ・・うわっ・・血でてるわ・・もういいわ・・もう帰るわ・・。」


最期はテンションがだだ下がりのお姫様でした。





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