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100回目の転生で精霊になりました  作者: 束白心吏
第三章 長期休暇を使った旅行
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第93話 観光とは~常識を壊す観光のしかた~

 朝、目を覚まし、朝食を取る。


 俺達の宿泊した『木枯らしの宿』はバランスのいい軽い食事を朝食として出してくれる。

 ありがたやー。マジで感謝。

 まあ俺にとっちゃあ食事って人とは違うあれなんだがそれはさておき。


 俺は『念話』でハギを起こし、一緒に飯を食い、身支度を済ませて宿を出る。

 ちなみに今回の旅行は絶対に同じ宿を使わないように心がけている。

 つまらないからな。ずっとおんなじ宿に泊まるのもさ。


 俺達は宿を探して街を歩き始めた。


■■■■


「ん――中々見つからないねぇ」


 ハギはそう言いながら辺りを見回す。

 現在時間、魔族領内の時計では午前10時――俺達が宿を出たのが朝7時位なので、およそ3時間俺達は宿探しをしている。

 これでは観光じゃない。


 俺ものんびりと街を観ながら宿を探す。

 一応だが………誤解するなよ? 俺は普通に歩いて探しているからな? 無論、『検索魔法』(チート)も使ってないからな? ついでにハギも普通に徒歩で歩いているからな? 今回は無闇に魔法またはスキルを使わないようにしてんだよ!


「………ハギ、無かったら野宿だぞ」

「ちょっとそれは嫌だなー」


 ちなみに俺達の野宿はサバイバル形式。

 必要最低限の物を買って、夕食は野生動物。

 俺も面倒だしやりたくない。


 そんな理由で気合いを入れ宿を探す師弟………もはや観光よりも宿探しを目的としている。


「やっぱあれか? 食事付きは人気なのか?」

「いや、ただ単に時間が早すぎたんじゃないの?」


 そうとも言うな。

 俺はハギの言葉に内心頷きながら、宿を探す。

 求めるは食事付き宿。


 しかし、何時になっても、どこの宿も開かない…………。


 俺達は揃ってため息を吐く。

 仕方ねぇだろ? まあ諦めませんけど。


 だけど、数時間も探していると、やっぱりさぁ………。


「「………観光するか(しよう)」」


 行きたいまたは興味のある場所が見つかるんだよなぁ。


 俺達は一旦ここで個人行動をとることにした。

 勿論、宿探しはしない。

 観光だ観光。


 集合時間と場所を適当に決め、俺達は別行動を開始した。

今日が自分的に最高に日でした。プレミアムフライデー。


さてそれじゃあ簡単な次回予告を。

最後の方で言った通り、ハギとケイの別行動をそれぞれ書きます。今から。

そしてその後、勇者組のお話と共にちょっとした短編をあと某お手伝いさんのお話ですかね?


そんな感じで四話は構想できている状況、未だに執筆をせずにネット小説読んだり某歌い手Mさんの新曲動画見たり某アニメ化決定作品を更新日に読んだり………私の堕落しきった生活よ………。


まあできれば土日のどちらかで一話は更新します! たぶん!

では、長文後書き失礼しました (※その癖本文短いというツッコミは心の中でしてください)。

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