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100回目の転生で精霊になりました  作者: 束白心吏
第二章 学園1年 春~
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第77話 アノンモースを探索

今回のメインキャラはハギだったりします。

 魔法でハギ達を復活させた俺は、アリアにハギ達の事を任せて一人で『倉庫』に行く。

 アノンモースにある倉庫には、本や武器、鎧等々……様々な物が置いてある。

 まあ、久し振り過ぎて現在進行形でどこにあったか忘れているんだけどね。


 ってな訳で、『検索魔法』(チート)でどこにあるか探しながら歩く。

 ……前にもやったよな。これ。


■■■■


 ケイがこの国の代理の領主さん? 王様? に私達の事を全て任せて何処かに行ってしまった。

 そして、代理の領主さん? が、城の中を案内してくれた。

 お城の中、凄い広いね。


 そして、城の所々に魔方陣が隠されていた。

 魔方陣の内容までは解らなかったけど……まあ、後でケイに聞けばいいよね。

 このお城の建築者にして、王様だったって聞いたし。


 それにしても、広い。

 魔王城も広かったが、こっちもそれくらい広いと思う。

 勇者組も唖然としているくらいだ。


「ハギ様、貴女……気づきましたね?」

「!?」


 急に背後から、アリアさんが現れた。

 そして、え? なんで。何? どゆこと?


「え~と……質問の意味が……」

「大丈夫です。【アノンモース城:遮音結界】(サイレント)……これで、ゆっくり話せますね。ハギ様」

「ゆっくりって………それに、どうして私が『魔方陣』に気づいたことが分かったのですか?」


 アリアさんは、「面白いことを聞きますね」と言って語り出した。


「この城に無数にある『魔方陣』には、この『遮音結界』(サイレント)等の魔法を取り出して発動する事ができるのです。もちろん、魔力は自身のものを使いますが」


 アリアさんから発せられた言葉は、凄まじいものだった。

 だって、この魔方陣があるだけで、何処からでも防衛ができるなんて……。


「で、でも、どうして、それを私に教えたのですか?」


 私にそんなことを教えても意味がない。

 だけど、アリアさんは「愚問ですよ」とでも言うかの用に、微笑みを浮かべた。


「ハギ様。貴女は(あるじ)に『恋』をしていると、前主からお聞きしました」

「え? 前主? 主はケイじゃないの?………」


 私は考える。

 私のケイへの『想い』を『好意』を示している。と、断言した人物………。


「ケイを転生させた………女神様」

「そう、主を転生させたのが私の想像主にして現主を転生させた女神――『ブラフマー』様です」


 『ブラフマー』

 その名前には、聞き覚えがあった。

 確か……それは……あの時……………あの時? いつだっけ?


 頭が回らなくなってきた。

 だんだん景色が歪んでいるように見えてきた。


「…ううっ」


 私はその場で倒れないように、意地で意識を繋ぐ。

 まだ、大丈夫。


「大丈夫ですか? 無理そうでしたら主を呼びますが……」

「ううん、大丈夫。心配しないで」


 アリアさんは心配したようで、『魔法』を呼び出す。


「【アノンモース城内時空結界:時速変更・結界内の時の流れを結界外の1/100に変更――開始】」


 アリアさんが、魔法で時間の流れを遅くした。

 でも、まだ、何かが……



「はい、ストップ。そこまでだ」



 その声は、『結界』内にしか響いてないのか。

 勇者組は止まって見える。

 ケイの時空魔法で止められているのだろうか?


「おいアリア。『女神』の名前をハギには言うなといったろ………」

「ごめんなさい主。反省はしてない。でも、ハギにもう『女神』の名前は言わない」

なんか読みにくい文ですいません。元々そうだと言われれば否定も何もできませんけど。

明日も投稿します。絶対に。

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