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100回目の転生で精霊になりました  作者: 束白心吏
第二章 学園1年 春~
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第63話 果たして彼らは………

 集合時間の数分前に俺とハギは集合場所に着くことができた。

 ギリギリセーフだぜ。主にハギが。


 ハギは魔力は高いし魔法も上手なのだが、体力だけは全然ない。

 根っからの魔法使いだ。

 それじゃあ俺は何なんだ? と言われたら汎用型(バランスタイプ)の研究者? そもそも研究者は戦闘しないかもだけど。


 しかし、ハギの体力が全然無いのは事実だ。

 ……体力をつける事も結構したと思ったんだけどなぁ。野外実習(コレ)終わったら何か考えるか。


 そんな事を考えていると、ハギがこちらを見た。

 その顔は少し怯えが混じっている表情だった。


「………なんか悪寒がしたんだけど」

「気のせいだろ?」


 中々直感が鋭いのぅ。

 そういや、昔から直感は鋭かったよな。


「それよりも、拓哉達いなくね?」


 俺は周囲を見回しながら言う。

 もしかして、俺達を迎えに戻って行ったか?


「もしかして、教室に戻ったのかなぁ?」


 ハギも同じことを考えていたようだ。

 しかし、それならばおかしいことが一つある。

 俺達は集合場所へ一直線に来たのだ。

 だが、一切出くわしていない。

 と、言うことは………。


「………見つかったぞ」

「え? ドコ?」

「探査系の魔法を使ってみ」


 そして、ハギは探査系魔法を使う。

 俺は『索敵』スキルで見つけたが、ハギはまだ『索敵』スキルを覚えていない。

 そこで使えるのが『探査魔法』だ。

 後でこういうのも教えてやらないとな。





 ………どうにか実習中に覚えさせられねぇかなぁ。

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