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100回目の転生で精霊になりました  作者: 束白心吏
第二章 学園1年 春~
52/318

第50話 同時刻 勇者の勇者救出作戦

祝50話。

王城地下一階


 拓哉は石でできた廊下を急いで、しかし足音をたてないように進んでいた。


 啓が導きだした地図によれば、拓哉の仲間の勇者が監禁されているのは一番奥の部屋。

 拓哉は着実に、その場所に向かっていっていた。


 監禁された場所に着いた拓哉は、啓に言われた『作戦』を実行する。

 まず、啓の作った魔道具『万能鍵』(啓が適当に名前をつけた)で、扉の鍵を解錠。

 この鍵は結構というか、本当に万能だった。


 そして、拓哉は中にいる『仲間』を助けた。

 仲間の勇者である二人は寝ていた。

 運ぶのは面倒そうなので、啓に頼む事にした。


 啓とは『作戦』を始める前に相談していた。

 啓は言った。『何かあったら『コレ』を使え』と。

 拓哉はソレを使った。


 すると、拓哉の目の前に魔法陣が現れた。


 そして、しばらくすると、魔法陣から『とある人物』が現れた。


「よっ、お疲れ~」


 魔法陣から出てきた青年――啓はそれだけ言うと、『勇者』の二人を両脇に抱き抱えて魔法陣に戻った。


「お~い、拓哉? お前も魔法陣に入れ。早く」


 啓の言葉に促され、拓哉は魔法陣に入った。

 色々聞きたいことがあったが、転移後でいいかとその考えを放置した。

 拓哉が魔法陣に入った直後、目を瞑りそうになるほどの魔力光が放たれる。

 そして、王城から彼等は消えた。

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