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100回目の転生で精霊になりました  作者: 束白心吏
第一章 転生者(精霊)と生活
33/318

第33話 吸血鬼の隠れ里へ

皆さん思ってますよね。

一章は一体いつ終わるんだ? と。


誠に申し訳ないと思っていますよ?

でも、もう少し? くらい一章あります。

 ハギを驚かせた俺は、ハギと一緒に『隠れ里』まで行った。

 隠れ里には簡単に行けたが、来た瞬間捕縛されそうになったりした。

 ――主にハギがな。

 俺も一回引っ掛かりそうになったが、無事脱出。

 ハギは数回捕縛され、救援を求められた。


 ま、まあ、そんな事あっても、こっちは『叡智』使いが2人もいるんだ。

 これくらいは楽な物だ――って言いたいけど、油断は禁物だな。うん。


 そんなこんなで今現在、


「こっちとら忙しいんだよ。早く『儀式』を始めろ」

「うるせェよコノ野郎! こっちも忙しいんだよ早く帰れ!」


 俺と『吸血鬼(ヴァンパイア)』の(おさ)――ローガは喧嘩をしていた。

 理由? 主張の対立じゃね? 永遠に平行線な主張のさ…………。


■■■■


 数時間後、俺は面倒になってきたので、『切り札』を使う事にした。


 ………その前に。おい、誰かどんだけ長い時間口喧嘩してんだよとか思ったろ。

 平行線な話し合いを舐めんじゃねぇぞ! こちらは齢が7000歳は超えてる老害だぞ! 喋る相手がいる事は良いことなんだぞ!………まあ外見は若いけど。外見は。


 吸血鬼(ヴァンパイア)の長であるローガも外見は20代半ばの青年だぜ? 実年齢157歳のさ。

 もうこの世界で年齢なんか気にしてちゃつまらないだけだよ。


「なぁ、ローガさんよぉ」

「………何だよ」

「『反逆の勇者』って知っているかい?」

「!? ……さ、さあな、何の事だかわからんな」


 明らかにローガは動揺していた。


 ってか、俺の喋り方完全に悪役じゃね? 盗賊系の。

 まあ変えるきないけど。


 俺の『切り札』と言うのは、もはや恥ずかしい過去の人間の話。

 人族の言い方では『反逆の勇者』。

 この人物の話であった。


「いや、この『村』では『救世の勇者』と言った方が分かりやすいか………さて、それじゃあ『昔話』でもしようか」


 俺はまだ動揺しているローガに、『昔話』をする事にした。

誠に申し訳ございません。

書いていたら楽しくなってしまいましてね?

でも、一章も本当にもう少しで終わりますので!

終われば学園編です。

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