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100回目の転生で精霊になりました  作者: 束白心吏
第一章 転生者(精霊)と生活
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第28話 精霊、○○になる。3

「俺の血、ハギが吸っても大丈夫?」


 俺の質問に、女神は少し考えてから答えを言った。

 ハギは『吸血鬼』だからな。たまには血を吸わないと。


『え~と、ハギってあの娘よね……確か前世が魔王――』

「ああ、魔王の娘だ。それも『転生者』の」

『あー、うん知ってる』


 畜生知ってたか。

 俺はそう思いながら、女神から質問の返答を待つ。


『たぶん、大丈夫よ。ただ、アンタと同じ『神』になるかもしれないわね』

「へ~……じゃあ、別に飲んでも害はない?」

『ええ、大丈夫よ……。ホント、親バカになったわねぇ』

「ハギは俺にとっての『幸せ』だからな。あの世界で唯一の」

『……そうね、あなたは見つけたのね。一緒に転生させて正解だったみたいね。それじゃあ、始めましょうか。一応、絶対に害の無い血をあげるわ』

「ちょっと待てい。何か聞こえたぞ」

『何でもないわ。早く始めるわよ』


 何事も無かったかのように言ったので危うくスルーしそうになったが、もしかしてハギの『転生』には女神も関わっているのか?

 それと、始める? 一体何…あ!


「あ~………完全に忘れてた」

『アンタ……私が覚えてなかったらどうするつもりよ………』


 仕方ないじゃない。忘れていたんだもの。

 その後、女神に『霊体』を混ぜられ、少々説明を聞き、夢は途切れた。

 夢から覚めた時にはもう真夜中になっていたので俺は、適当な食事を食ってさっさと寝た。

今回短いのは前回長かったので許してください。

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