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100回目の転生で精霊になりました  作者: 束白心吏
第四章 精霊達の青春………?
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第230話 第二学年夏期休暇5

「ひ、酷い目にあった………恨むよケイ」

「だから悪かったって………睨むな睨むな」


 自業自得と言われればそれまでだけどな? つーか普通にそういう反応は何だか嫌な感じがする………んー、上手く言葉に出来ないが罪悪感か? それもあるけどそれじゃないというか。


「まあいいや。それで、ここどこなの?」

「切り替え早いな………ここは『カルー』近辺の草原だな。よし」

「いやよし、じゃなくない!? あそこら辺とかなんか凄く地面をへこましてるよね!?」

「………」


 思いっきり、俺は顔を明後日の方に向ける。

 何せ先ほどハギが指し示していた場所は凹んでいるのだ。それこそ見間違い出来ないくらいには大きなクレーターであり、それは先ほどの着地で凹んだ地面である。やっちまったなぁとは思う。けどアレな、俺は直視出来ねぇわ。


「いや、脆い大地の方が悪いのであり、俺に非はないと弁解させていただく」

「人間二人分とはいえ、ある程度の速度である程度の高さから落ちてこうならないと思う方がおかしいと思うと反論させていただく」


 ハギのド正論がぶっ刺さる。いやぁ結構クるもんだな? もう少し精神年齢が下だったら泣いてたね。


「いやぁ………まあ街中とかでなくて良かったじゃん?」

「そういう問題かなぁ?」

「ホントすんません。次は海に着地するから許せ」

「謝る人の態度じゃないよね!?」

「すいませんでした」


 とりあえず形だけの謝罪。そういや着地の時は魔法を使って衝撃殺してたな。盲点。


「じゃあ次は服をパラシュート変わりにしてゆっくり着地な。跳ぶ時の衝撃は来るが」

「それは大丈夫なんだよね。それより落下の時の恐怖が勝るし………それより『パラシュート』って何?」

「あー、とりあえず即席で作れるのんびり落下するためのモノだと理解してくれ」

「はーい………で、どっち行くの?」

「このまま前進に決まってるだろ?」

「ですよねー」


 ちなみにクレーターはそこそこの大きさなので、そこから出る時もそこそこ跳んで、更にクレーターを酷くしたのは内緒ってことで。まあ跡をきちんと見ればバレるかもしれないが。


「さっきの話の続きだけどさ、その『カドゥルー』って何?」

「んー、大雑把に説明すると、俺達が向かっている毒々しい色をした山の主」

「え、あの山に入るの?」

「ついでに登るぞ」

「ええっ!?」


 んな驚くなよ………まあ明らかーに不自然な山だから行きたくもないわな。何か障気も漂ってるしその色も毒々しい色してるし。


「なんか嫌だなー」

「ちなみに主、無駄に再生力は高いから攻撃魔法の実験には最適なんだよな」

「そういえば最近消化不良なんだよね! さあ行こう!」


 切り替え早っ………誰に似たのやら。

 とにかく、俺達は目と鼻の先にある山へと歩いていくのだった。

 最近デ○マスにはまってまして、二次創作を書きたい衝動に襲われているんです。カプとしてはクールのおねロリ百合。猫好きのほうではなく本好きのほうです。きっかけは咲いてjew○lのボーナスドラマ。あれ神過ぎですね。特に昼食のシーン。「どうですか?」の台詞に何度悶え殺されたことかっ……あ、尊死もしました。ご馳走様でした可愛すぎかよ (ロリコン予備軍)。

 ……ちなみに需要は低いらしいですがCAER○LAの白髪さんとのカプも良いと思います。

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