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100回目の転生で精霊になりました  作者: 束白心吏
第四章 精霊達の青春………?
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第151話 第一学年二学期 体育祭5

 翌日の放課後も体育祭の練習がある。

 いつもいつも、ステータスオールCでは過酷で過酷で嫌になるが、今日は走るだけではない。

 個人種目の練習も始まるのだ──


「よーし、それじゃあ二人組作れー」


 ──俺は拓哉の方を向く。

 しかし奴は二人組を作り終えていた。


 ──俺はハギの方を向く。

 アイツはアイツで人気があった。

 ありゃすぐに組終えるな。


 ──俺は前を向いた。

 ん? 薗部と五十嵐? あいつらはコンビだからな?

 そもそも準備運動の為に二人組作れとか鬼かよ。

 確かに一人じゃできねぇ七面倒な体操………ただの伸びの為に二人組作るとかなんなのよ。

 ………なーんて考えてたら俺以外の人全員二人組作り終わってるし。

 そして先生からロックオンされておるな。


「お、クロヤは一人か。先生が一緒にやってやろう」

「へーい」


 なんだろうな………わかってたけどトラウマってものがさ………な?

 ところで拓哉よ、笑い泣きしているのはわかってるからガチで顔隠して天仰ぐその姿止めとけ。引かれてるぞ。


■■■■


 俺が出場するのは『五百メートル魔法維持走』という種目だ。

 どういう種目かというとその名の通り。ただ五百メートルを走るだけの簡単な種目だ。

 ………そう。ただ『ある魔法』を維持しながら五百メートル走るだけの簡単な徒競走だ。


「──いや、絶対に違うよねぇ!?」

「ハギ。お前1キロだったな。頑張れー」

「そこまで心のこもってない応援初めて聞いたよ!」


 ………まあ1キロ五百メートル合同練習な訳だが。

 ちなみに拓哉が出るのは、銀をお題に沿った形にする『形成競争』なるモノ。

 五十嵐、薗部コンビは二人三脚。

 実は二人三脚も地球のモノとは異なるのだが………まあいい。

 俺達以外に五百メートルまたは1キロに出場する同級生はいない。

 一応拓哉が百メートルに出るが………アイツは『形成競争』に行ってしまった。

 つまり今この場所、俺とハギ以外は上級生な訳でな?

 ………実はちと怖いんよ。


「やあ! 今年は活きのいい下級生が来た! ようこそ地ごk──長距離走へ!」


 ハギが肘で俺の腕をつつく。


「(ねえさっき『地獄』って言いかけてたよね!? そんなキツいの!?)」

「(触れないほうが良いと思うぞ?)」


 まあこれからその言葉通りの七面倒なことをやるんだけどな?

 俺は記憶にある『魔法維持走』を思い出す。

──特殊な方法で描かれた二つの『重力制御』の魔法陣が刻印された腕輪をして走る。

 魔法力がきちんとあれば、眠りながらでもできる競技ではあるのだが………。


「さあ、俺と共に筋肉をつけようじゃないか!」

「さあ、私と共に魔力を鍛えましょう!」

「さあ、僕と共に魔法抵抗力を上げよう!」


 ………三者三様。

 最早検討外れであることを指摘する気も失くす。

 まあ指摘しないけど。


「『魔法維持走』って………」

「さーて、俺は魔法抵抗力でもあげようかな?」

「あ、私もそれで」


 ま、いいけど。

 ハギの魔力は十分あるし、例え十キロ走れと言われても、ハギならできるだろう。

 ならば、今は魔法抵抗力を鍛えるのも一興。

 競技には関係ないが、それでもやる価値のあることだろう。

なんか最近ポケモンが流行ってるらしいですね。

知り合いがやってるのですが………いつの間に新機種出たんです?


それはさておき更新です。

現在進行形で知り合いと都会に行っている中、私は一話書ききってしまいました。

まあ短いし、前日には九割がた書ききっていましたが。

さて、今回の章では二名の懐かしい方々を久しぶりに登場させる予定です………忘れなければ。

一人は確実に出すんですけどねぇ………出さないと今後の話に結構影響しますし。

一応出し方も決めているので──ん? 今執筆時間じゃね? どうせ会話なんてできないし (現実の話)。

では! なるべく早く更新するよう頑張らせていただきます!

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