第15話 ハギとケイの1日
会話文が無くて本当に申し訳ございません。
彼女の要望を承諾した俺は、彼女のしたいことを、聞いていった。
ちなみにライアはいつの間にか『牧場 (異空間)』に行っていた。
まずハギがしたい事は、雑談らしい。
最近してなかったせいか、よく喋る。
ライアの事や、入試問題の話が多かった。
ほぼ俺は相槌をうつことしかしていない。
あと、問題の解き方くらいか。
そして、俺は、自分について話した。
俺が最近力をいれて研究していた、2つの事について話した。
一つ目が
俺とハギにかかっている『呪い』の正体。
二つ目が
『精霊』という存在について。
主に『呪い』について話した。
内容はこの『呪い』は、『魔王』――ハギの元・父がかけたもの。という事と、『呪い』はおかしいもの。という事を言った。
この『呪い』は、俺が死ぬまで、ハギが死ねないというものであった。
また、その逆も然り。
見つけた方法? 『検索魔法』の力だけどなにか?
そのおかげで新たな疑問も生じたが、後で調べよう。
二つ目の『精霊』も『検索魔法』の力で解った。
『精霊』は、この世界で一番魔力との親和性がある『霊力』で出来ており、魔素を体内に吸収しながら生きている存在。
『精霊』は通常、『魔力』の塊が意識を持った存在と言うのがこの世界の定説になっているが、どうやら違ったらしい。
『精霊』は『契約』をする事で、契約者に力を貸す事も出来るらしい。
『契約』は魔方陣さえあれば出来るらしい。
ちなみに、『霊力』は新発見の粒子だ。
………なんか、前世で研究していたことが『検索魔法』で一発で解るって、スッゲーくやしいわ。
それ以外にも、話をしたが、それは、『魔王』についてだった。
『魔王』の名前は、『検索魔法』でも分からない。
まだまだ俺が未熟だからかもしれん。
時間があったら鍛練しよう。
ちなみに、『呪い』については、俺がかけられたから分かった可能性が結構高い。
まだ前世での魔王達との記憶が全く思い出せていないからかな? 働いていたのははっきりと覚えているのだが、その内容が思い出せないんだよな。まあこれはのんびり思い出していこうと思う。
……おやおや、何かただの有意義な情報交換の時間になっていた気がする。
明日も更新する予定ではありますので、よろしくお願い致します。